今日のふた言

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あじさいの育て方の流れと挿し木や剪定の時期

      2016/03/10

あじさい


日本では5月から7月にかけて、沖縄地方から徐々に北上してくる梅雨前線の影響で雨の降る日が多くなります。

そのため、会社や学校へ行くのが嫌になったり、お休みの日もこれ以上乾かない洗濯物が増えないようにと自宅で過ごすしかなく、気分が落ち込み、憂鬱な気持ちになりますよね。

ですが、シトシトと降り続く長雨のなかでも美しく咲く花があります。

それは、紫陽花(あじさい)です。



今では世界中の人々から愛されている紫陽花には、雨の日の憂鬱を吹き飛ばす不思議な力があるため、街のあちらこちらに植えられています。

そんな紫陽花を自宅でも育ててみたいという方に、今回は紫陽花の育て方についてご説明したいと思います。


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紫陽花の育て方の流れ

あじさい
紫陽花といえば、東京都の白山神社や府中市郷土の森をはじめ、兵庫県にある神戸市立森林植物園や神奈川県にある箱根登山鉄道などは紫陽花の名所としてとても有名な観光地となっています。

ですが、雨の日に遠出はなかなかできませんよね。そこで、自宅の庭で美しく咲く紫陽花を育ててみようとお考えの方に紫陽花の栽培の方法を大まかにご説明させて頂きます。


【1月】

冬の紫陽花は一見枯れているように見えますが、実は寒さに耐えて春の訪れを今か今かと心待ちしている休眠期なのです。1月に行う主な作業は「挿し木」「植え替え」「植え付け」になります。

紫陽花の植え付け時期は11月から新芽が出てくる4月頃までに行うのがベストとなっており、関東地方よりも西の地域では植え替えをこの時期に行います。寒冷地の場合、株が霜によって弱ってしまわないように新芽が出始める直前に3月から4月頃に行うのがオススメです。


【2月】

1年のなかで最も寒い時期になる2月ですが、中旬あたりから春のようなポカポカ日和の日もあるため、この頃から紫陽花が目覚め始めます。

2月の主な作業は「挿し木」「植え付け」「植え替え」「株分け」になります。


【3月から4月】

春になると園芸ショップにて紫陽花の苗が並び始めます。特に4月の紫陽花は繊細ですので、庭植えの場合は、剪定や移植は行わず、水やりのみ行うようにしましょう。

鉢植えの紫陽花を購入された方は、寒さに慣れていない紫陽花の防寒対策をしっかり行ってください。4月の温かな日差しは紫陽花にとって、今後の生長に関わるとても重要なものですので日当たりの良い場所に置いたり、植えたりしましょう。


【5月】

紫陽花の蕾がふっくらしてくるため、開花の時期が待ち遠しくなる季節です。5月の主な作業ですが、庭植えの場合、特にやることはありません。ですが、枯れ枝や蕾の生長を阻害するものを剪定する必要がありますので、水やりをしながら紫陽花の様子を確認しましょう。

鉢植えの場合、花が咲き終ったら剪定を行い、庭植えに移行させます。5月は蕾が大きくなってくるため、大量の水分が必要になります。水切れを起こさないようにこまめに水やりを行いましょう。


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【6月】

紫陽花
紫陽花のシーズン到来です!この時期の紫陽花は宝石のように美しく見応え抜群です。

さて、そんな6月の主な作業ですが「花後の剪定」「挿し木」「とり木」になります。紫陽花の剪定作業は今後に影響しますので、必ず行いましょう。

とり木とは、枝の節の下部分に針金を巻き、枝をまげて地面に埋めたら土をかけます。このとき、枝が持ち上がらないように注意してください。すると半年ほどで新しい紫陽花が誕生します。立派に育った紫陽花は切り離してやり、立派な大人にしてやりましょう。


【7月】

乾燥に弱い紫陽花は夏本番を迎える前の7月はとても重要です。また、品種によってはこの時期に開花シーズンを迎えますので、花が咲き終わったら速やかに剪定作業を行いましょう。

7月の主な作業は「剪定」「植え替え」「挿し木」「とり木」です。7月はとり木を行うのに適した時期ですので、覚えておくと良いでしょう。

また、紫陽花は生長が早く、すぐに根詰まりを起こしてしまうため、年に1度必ず植え替えを行う必要があります。ですので、暑さが厳しくなるこの時期に行いましょう。


【8月】

夏真っ盛りな8月は紫陽花が水分不足で夏バテを起こしかけるため、かなり弱ります。鉢植えの場合は、水切れにならないように注意しましょう。

また、乾燥に弱いので、熱によって水分が奪われないように日陰を作ってあげることもお忘れなく!8月の主な作業は「剪定」です。花後の剪定は後々影響がでますので、花が終わったら速やかに剪定を行いましょう。


【9月】

9月の紫陽花は夏の暑さから復活し、秋支度を始めます。9月上旬まで咲くことができるタマアジサイやノリウツギを栽培している方はそろそろ見納めとなります。

9月の初めは残暑の影響を受けやすいのですが、終わり頃になると木の内部が充実してくるため、花芽に分化する準備が始まります。9月の主な作業は「花後の剪定」「植え替え」「挿し木」になります。タマアジサイやノリウツギは花が枯れたら剪定作業を必ず行いましょう。


【10月】

10月の紫陽花は生長がストップし、冬支度が始まります。最低気温が15度を下回ると生長が止まり、来年の開花へ向けて花芽が付きはじめます。そのため、出来る限り日当たりをよくしてあげましょう。庭植えの場合、夏の暑さでダメージを負わないように日除けを行っていた方もいらっしゃるかと思いますが、その場合は日除けを取り払い、たっぷり日光を当ててあげましょう。

10月の主な作業は「植え付け」ですが、この時期は害虫が発生しやすいので、しっかり害虫対策も行いましょう。


【11月】

11月の紫陽花は休眠のために葉を落とし始め、枯れた樹のような状態となります。この時期のお手入れ次第で来年美しく開花させることができるかがかかっておりますので、とっても重要な時期となります。

11月の主な作業は「防寒対策」「剪定」「植え替え」「植え付け」「株分け」になります。冷たくて乾燥した空気に花芽が触れてしまうと来年の開花に悪影響を及ぼすため、寒冷地の方は注意しましょう。


【12月】

12月になると紫陽花の枝には葉が一枚も付いていない状態となります。12月の紫陽花は休眠のために落葉し始めるのですが、早いときは12月の終わりから目覚め始め、花芽の分化をゆっくりと進めてゆく場合もあります。

12月の主な作業は「防寒対策」「剪定」「植え替え」「植え付け」「株分け」になります。特に寒冷地で紫陽花を栽培する際は、風が直接当たらないように通気性の良いもので木を覆ってあげましょう。


※補足説明はこちらから↓

⇒ 紫陽花の育て方とは?肥料のやり方や剪定方法が難しいって本当?


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