今日のふた言

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紫陽花の育て方とは?肥料のやり方や剪定方法が難しいって本当?

   

紫陽花


紫陽花は日本に古くから自生している植物で、日本最古の歌集と呼ばれる「万葉集」には、大伴家持にて「言問はぬ木すら味狭藍 諸弟(もろと)らが練の村戸(むろと)にあざむかえけり」と読まれており、橘諸兄にて「紫陽花の八重咲く如くやつ代にを いませわが背子見つつ思(しの)はむ」と詠まれています。

また、1823年にドイツの医学者であり博物学者でもあったシーボルトは、紫陽花をたいへん気に入り、後年書き付けた「日本植物誌」には、数十種類の紫陽花が紹介されています。

その後、紫陽花は海を渡り、1790年頃に英国王立植物園に植えられ、ヨーロッパ各地で栽培が盛んに行われるようになり、鮮やかなピンク色や青色、赤色など数多くの園芸品種が誕生しました。


前回の「あじさいの育て方の流れと挿し木や剪定の時期 」で紫陽花の12か月間の作業をご説明させて頂きましたので、次は肥料のやり方や正しい剪定方法をご紹介します。


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肥料のやり方とは?

肥料
紫陽花の肥料ですが、寒肥と花が終わった後の追肥の2度行います。

寒肥とは、その年の新梢を育てて立派な花を咲かせるための元肥となる肥料のことで、追肥とは、来年も立派な花を咲かせてもらうため、花芽を育てるための肥料のことを指しています。

それぞれ目的が異なりますので、施す肥料も違います。また、紫陽花は別名「七変化」とも呼ばれており、土壌の酸性度合や肥料の種類によって花の色が変化してしまいます。


肥料のやり方ですが、庭植えの場合は寒肥・追肥それぞれ1度ずつで問題ありませんが、鉢植えの場合は土の量が庭植えに比べて少ないので、少量を2回から3回に分けて行うようにしましょう。

寒肥は、その年の紫陽花の生長に大きく関わる大切な肥料ですので、1月から3月に行うのがベストです。しかし、追肥は紫陽花の花が咲き終り、秋までに花芽を充実させるために行うため、即効性のあるものが有効です。

また、紫陽花の品種によって開花時期が異なりますので、紫陽花をしっかり観察し、装飾花が裏返ったのを確認したら剪定し、追肥を行います。液体肥料・化成肥料共に10日に1度のペースで与えるのがポイントです。


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剪定方法は?

紫陽花
紫陽花は剪定を行わなくても花を咲かせることは可能です。

ですが、紫陽花の花芽は枝の先端につく習性がありますので、剪定を行わないと花が樹の先端ばかりに咲いてしまうため、不恰好になります。

紫陽花はとても生長の早い植物であり、スクスクと大きくなりますので、栽培スペースに限りがある場合は、きちんと剪定を行い、適切なサイズを維持してあげましょう。


来年も花を咲かせてほしい場合、花の2枚から4枚下の茎で剪定を行い、花を咲かせてほしくない場合は1/3で剪定を行います。

花後の剪定を行う場合は、花の2枚から4枚下の部分で切り落とします。すると、切り取った節から新たな芽が現れ、新芽の際に花芽がつきます。花の無い枝はカットしないようにご注意ください。


11月から翌年の3月にかけて紫陽花は休眠期に入りますが、この時期も剪定を行わなくてはなりません。この時期の剪定は花芽のついていない細い枝や古くなった枝を根元からカットします。すると新梢が生えてきた際、風通しが良くなり、病害虫を防ぐことができます。


まとめ

今回は紫陽花の育て方についてご説明させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

ご紹介させて頂いた栽培方法はあくまで一連の流れであり、細やかな部分は専用の書籍にて、知識を身に着けて頂きたいと思います。

紫陽花も私たち人間と同じ生き物ですので、枯らさないように最後まで育てられるように努めてゆきましょう。


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