今日のふた言

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七夕飾りの“ちょうちん”や“くす玉”、短冊の色にどんな意味があるの?

   

七夕

七夕といえば、日本三大七夕まつりと言われる仙台七夕まつり・湘南ひらつか七夕まつり・安城七夕まつりを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、今年も宮城県・神奈川県・愛知県では7月から8月にかけて盛大な七夕まつりが開催されるのですが、小さなお子様を持つパパやママは、大勢が集まるお祭りよりも、祖父母を招いて、たまには自宅でまったりと七夕を満喫したいと考えているかと思います。

その際、子どもたちから「なんで提灯を飾るの?」「どんなお願い事を書いたらいいの?」と質問されることもあるかと思います。

実は七夕飾りには、きちんとした意味が込められており、短冊の願い事を成就させるための書き方のコツも存在するのです。

そこで、今回は七夕飾りの持つ意味についてご紹介させて頂きたいと思います。

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七夕飾りの意味とは

七夕

七夕といえば、笹竹と短冊さえあれば良いと思われがちですが、実は笹竹に飾る七夕飾りにもしっかり意味があるのです。

七夕は中国発祥の行事であり、女の子の裁縫や手芸の腕が上達することを願う祭事であり、笹竹に5色の糸を飾るのが本来の七夕になります。

七夕が日本へ伝わったのは奈良時代であり、初めは笹竹に5色の糸を飾っていたのですが、遣唐使が廃止され、国風文化が広まると、書道の上達を願うようになり、硯や短冊に綴った若などを笹竹に飾るようになりました。その後、時代に流れと共に七夕飾りは変化を続け、現在のスタイルへとなったそうです。

現在は笹竹に折り紙で作った紙衣や巾着、千羽鶴などを飾り付け、5色の短冊に願い事を書いて飾るのが定番となっていますが、それぞれの飾りには立派な意味があります。

では、それぞれの七夕飾りの意味をご紹介します。

【七夕飾りの名称と意味】

・千羽鶴:家内安全や長寿祈願。
・吹き流し:機織りや技芸の上達。
・屑籠:整理整頓が上手になる。また、物を粗末にしないように。
・投網:豊漁祈願。
・巾着:商売繁盛や節約、貯金などお金に関わる願い事の成就。
・紙衣:女の子の裁縫の腕が上達するように
・星飾り:願いが叶いますように。
・菱飾り:天の川をイメージした七夕飾り。
・提灯:心を提灯の優しい灯りで照らしてくれますように。
・貝飾り:海の恵みを受けられますように。
・織姫と彦星:永遠の愛が続きますように。
・笹の葉:邪気から身を守る。

他にも様々な七夕飾りがあります。

くすだまは作るのが大変ですが、不浄を祓い邪気を避ける効果があるため、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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短冊の意味や願いを成就させる書き方のコツとは

七夕

七夕の歌の一節に「五色の短冊」という言葉がありますが、なぜ5色なのか気になった方もいらっしゃるかと思います。

中国では七夕の日に笹竹に赤・青・白・黄・黒の5色の糸を飾る乞巧奠(きこうでん)という風習があります。

初めは日本でも笹竹に糸を飾っていたのですが、遣唐使が廃止されたことで唐文化が弱まり、国風文化が栄えると、カラドリの葉に溜まった夜露で墨をすり、筆の上達を祈願するようになり、江戸時代になると短冊に各々の願い事を綴り、飾るようになりました。

5色の短冊とは、中国の陰陽五行説に基づいており、赤・青・白・黄・黒が本来の短冊の色となります。そして、それぞれの色彩には人間が守らなくてはならない五徳と対応しています。

5色の短冊とそれぞれの徳

では、5色の短冊とそれぞれの徳をご紹介します。

・赤:礼⇒両親や先祖への感謝の気持ちを表す色。
・青:仁⇒得を積み、人間性を高めるための色。
・白:義⇒義務や決まり事を守るための色。
・黄:信⇒信頼に関する色。人間関係を円満にする。
・黒:智⇒学業の向上に関する色。

ちなみに青は緑、黒は紫でも代用することが可能ですので、黒が無い場合は紫の短冊を用いると良いでしょう。

短冊にお願い事を書く際は、それぞれの色が持つ得に関する願いを言い切って書くことがポイントです。

例えば、黒色の短冊に「受験に合格する」と書いたり、黄色の短冊に「商売繁盛」と書くのが願いを成就させるコツとなります。

まとめ

今回は七夕飾りの意味についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。七夕は彦星様と織姫様が年に1度再会するロマンチックな日です。

ですが、日本はこの時期、梅雨シーズン真っ盛りですので、夜空に浮かぶ天の川や彦星様と織姫様を見ることはほとんどできません。ですが、願い事はきっと届きますので、今年は笹竹を購入して、子どもたちと一緒に七夕飾りや短冊を飾って素敵な七夕を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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