今日のふた言

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お彼岸の時期やお供え物は何がオススメ?大人の常識!?

      2016/06/16

墓の家紋


もうすぐお彼岸ですが、皆さんは今年のお彼岸をどのように過ごすご予定ですか。

日本では、お彼岸を迎える際に、お仏壇や仏具、お墓の掃除をしたり、供花やお供え物を奉るのが常識なのですが、どうしても忙しくてお仏壇やお墓参りへ行くことができない、もしくは、他家へ伺うという場合は、お供え物と共にお香奠を持って行くのが大人のマナーとなっています。

また、宗派によっては、卒塔婆が必要になるため、お彼岸の際にお墓参りへ行く際は、事前にお寺様または霊園の管理事務所などに連絡をしておく必要がございます。

子どもの頃は、お彼岸=お墓参りというイメージが強かったのですが、実際はお彼岸を迎える際には様々な準備が必要になり、意外に大変な年中行事だということがお分かり頂けたかと思います。

さて、そんなお彼岸ですが、皆さんはお彼岸の時期やお供え物には何を用意したら良いのかご存知ですか。

今回は大人の常識「お彼岸」についてご説明したいと思います。


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お彼岸とは

墓参り
お彼岸とは、雑節のひとつであり、3月の春分の日と9月の秋分の日を中日とした前後3日間の合計7日間 (1年で14日間)のことを指し、この期間中にお仏壇や仏具、お墓のお掃除などを行うほか、「彼岸会」と呼ばれる仏事が催されます。

お彼岸の初日となる日は「彼岸入り」、最終日を「彼岸明け (はしりくち)」と呼び、中日となる春分・秋分の日にはご先祖様へ感謝の気持ちを伝え、残りの6日間は悟りの境地へと達するために必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日1つずつ修めてゆくのが本来のお彼岸です。


お彼岸は、古代インドの文語「パーラム」の意訳であり、仏教用語の「波羅蜜 (パーラミター)」の意訳「到彼岸」が由来となっています。

彼岸本来の意味は、貪・瞋・痴・慢・疑・見を根本とする煩悩を脱した悟りの境地のことであり、三途の川を挟んで私たちが住む世を「此岸 (しがん)」、対岸の仏様が住む世界を「彼岸」と呼び、「此の迷いの岸である現世の世界から彼の悟りの岸である仏の世界へ到達する」という意味が込められています。

そのため、お彼岸は悟りを開くための仏道修行の期間という意味合いが強く、先人たちはお彼岸シーズンになると西の太陽へ祈りを捧げ、煩悩を払っていたそうです。

現在でもお彼岸を迎えると彼岸会や法要を行う寺院も多く、檀家同士で集まり、ご先祖様を供養し、お墓参りを行います。

お彼岸の中日である春分と秋分は国民の祝日として制定されておりますが、春分の日には「自然を讃え、生物を慈しむ」、秋分の日には「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ」という意味が込められています。


お彼岸の時期はいつからいつまで?

夜空
お彼岸の時期ですが、毎年「春分の日」と「秋分の日」を基準とし、前後3日間を合わせた計7日間のことでありますが、春分と秋分の日付は、太陽が春分点と秋分点に達した日のことを差しているため、毎年お彼岸シーズンが異なります。
春分の日と秋分の日は、太陽が天の赤道上に存在し、ほぼ真東から昇り、ほぼ真西へと沈みます。

お彼岸の中日となる国民の祝日ですが、国立天文台が作成する「暦象年表」に基づき閣議によって決定されるため、毎年2月1日付けで翌年の該当日が決まります。

よく2年後以降の春分の日と秋分の日を掲載していらっしゃるサイトもございますが、天文学に基づいて推測を行うことは出来ますが、確定ではございませんので、ご注意ください。


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お彼岸の供花は何がオススメ?

ユリ
故人が初めて迎えるお彼岸のことを「初彼岸」と言い、通常のお彼岸と同じく、彼岸入りにはお仏壇や仏具を清め、期間中は供花やお供え物を奉ります。

その際、どのような供花やお供え物を用意したら良いのか悩むという方もいらっしゃるかと思います。

お彼岸の際に用意するお花は、白もしくは淡色の花を贈るのが常識となっています。

よくお彼岸の時期にお墓参りへ行く際、菊を持って行く方が多いのですが、必ず菊でなければならないというわけではございませんので、ご安心ください。

菊以外の供花としてオススメのお花は、白百合・胡蝶蘭・トルコキキョウ・カーネーションといった清楚な印象を持つものや故人が生前好きだった花、季節の花などになります。

最近では、お彼岸専用のフラワーアレンジメントなども続々と誕生しており、実家が県外にあり、仕事が忙しくてなかなかお墓参りへ行けないときやお世話になった方などの知り合いへフラワーギフトを贈る際は、メッセージカードを添えて花束を贈るという方もいらっしゃいます。


その際は、彼岸入りを迎える前日までに贈るのが理想ですが、どうしても間に合わないという場合は、遅くても中日までには先方へ届くようにしましょう。


お供え物の選び方

おはぎ
お彼岸のお供え物ですが、掛け紙を付けたお菓子やお茶菓子が一般的ですが、旬の果物や精進料理をお供えするという地域もございます。また、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」をお供えする方もいらっしゃいます。

お彼岸の際に用意するお供え物に付ける掛け紙ですが、慶事ではございませんので熨斗が描かれていないものを使用します。

お彼岸のお供え物は、贈る相手によってチョイスするのがポイントです。

お寺へ持って行く場合は、日持ちするお菓子やお茶菓子が良いでしょう。オススメは、羊羹・どら焼き・おせんべい・お饅頭などですが、クッキーやフィナンシェといった洋菓子でもOKです。

知り合いのお宅へ伺う場合、お菓子やお茶菓子、旬の果物、お線香、絵柄の入ったオシャレな蝋燭、花束、故人が生前好きだったお酒や食べ物などが良いでしょう。遠方にお住いの方ならば、地域の特産物を贈るのもオススメです。


まとめ

今回は大人の常識「お彼岸」についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

お彼岸は1年に2度ございますので、どちらか一方を行えば良いというものではありません。しっかりマナーを守り、ご先祖様や故人に感謝の気持ちを込めて、お掃除をしたり、お供え物を用意しましょう。


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