今日のふた言

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8月19日は「俳句の日」!この日に制定された意味や由来とは?

      2016/06/17

俳句


近年、若い世代を中心に俳句ブームが到来しています。

俳句といえば、MBS・TBS系で現在放送中の人気バラエティ番組「プレバト」の人気コーナー「俳句の査定」では、俳人・夏井いつき先生の激辛コメントが視聴者から高い人気を誇っており、数々の著名人を容赦なくバッサリと一刀両断するシーンは、幅広い世代の方々のあいだで話題となっています。

また、最近では伊丹三樹彦氏が始めた写真と俳句を融合させたフォト俳句が若い世代を中心にブームとなっており、当世風な俳句として10代から20代を中心にTwitterなどで数々の作品が公開されています。


さて、そんな俳句ブームですが、皆さんは8月19日が「俳句の日」だということをご存知ですか。

「俳句に記念日があるの!?」と驚かれた方もいらっしゃるかと思います。なぜ、俳句の日が制定されたのか、ちょっぴり気になりますよね。

そこで、今回は8月19日が俳句の日に制定された意味や理由についてご紹介します。


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俳句の日の意味と由来とは?

松尾芭蕉
俳句の日とは、1992年に京都教育大学の教授であり俳人でもある坪内稔典氏らが提唱し、誕生した記念日です。

なぜ俳句の日が8月19日かと言いますと、「はいく=819」という語呂合わせから来ているそうです。

ですが、記念日の指定こそ坪内氏らしいユニークなものですが、俳句の日には、夏休み期間中に子どもたちに俳句に親しんでもらいたいという思いがギュッと込められているのです。

俳句は、日本発祥の文芸であり、5・7・5の17音で作る世界最小の定型詩であり、この17音の中に季語を入れ、一か所に切れがあり、余韻を残す必要があります。

ですが、外国語の「Haiku」の世界では、文字数や音節数、季語などにはこだわらず、3行の短い詩を作るというものも誕生しています。


俳句という言葉は、明治20年代に俳人であり歌人でもあった正岡子規「俳諧の発句」という言葉を縮めて造った造語であり、俳人として有名な松尾芭蕉や与謝蕪村、小林一茶らが行っていたことは「俳諧」であり、当時は俳句という言葉は存在しませんでした。


さて、俳句の日を作った意味や由来が明らかになったのですが、この記念日を作った坪内稔典氏とはどういった方なのでしょうか。


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俳句の日を制定した坪内稔典氏ってどんな人なの?

松尾芭蕉
坪内稔典氏は、俳人であり、京都教育大学の名誉教授でもあります。

「船団の会」の代表を務めており、日本近代文学の正岡子規に関する研究を行っています。坪内稔典氏といえば、ユニークな俳句を数々輩出しており、1度読んだらクセになると言われています。

特に「たんぽぽの ぽぽのあたりが 火事ですよ」や甘納豆シリーズの「三月の 甘納豆の うふふふふ」などは人気が高く、「蒲公英の“ぽぽ”ってどこ?」「甘納豆のうふふふふって…」と突っ込みどころ満載です。


この軽快で覚えやすいリズミカルな俳句たちは、子どもたちだけではなく、大人も虜にしてしまうほどのインパクトがあり、読み手の様々な解釈を誘い出して、豊かな言葉の多義性を発揮しているのだそうです。


まとめ

今回は8月19日の俳句の日についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

俳句には、年齢制限や性別など一切関係がありません。そのため、思い立ったときにいつでもどこでも気軽に俳句を楽しむことができるのが魅力となっています。

かの有名な俳人・松尾芭蕉も「俳諧は三尺の童にさせよ。初心の句こそたのもしけれ」という言葉を残しています。

「俳句って難しい」と思っている方もいらっしゃるかと思います。ですが、普段の何気ないことを詠むことで、モノクロの世界がパッと鮮やかになり、小さな変化にも気付くことができるようになります。
この機会に家族で俳句を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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