今日のふた言

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浴衣を自宅で洗う際の洗濯方法と注意点とは!?

   

浴衣


前回の記事では浴衣のお手入れ方法について紹介しましたが、今回は洗い方に関する記事となります。

浴衣を自宅で洗う場合ですが、基本的には手洗いを推奨しているため、大きいサイズの桶もしくは浴槽を使って洗う必要があります。

ですが、浴衣がすっぽり入る桶も最近ではなかなか販売されておりませんし、何より保管するのが大変です。

そこで、今回は洗濯機の手洗いコースを用いた洗濯方法をご紹介します。


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洗濯機を用いた浴衣の洗い方

洗濯機
浴衣で最も恐ろしいのが「色落ち」です。

浴衣には、染料を溶かした液体に漬け込んで色を染める「浸染」と呼ばれる染め柄と合成染料や顔料で柄を作り、糊を加えて生地にプリントし、熱で接着させる「捺染」と呼ばれるプリント柄があります。前者は日本に古くから伝わる染め方であり、後者の方はパソコンなどの最新技術を駆使して作られています。


浴衣は総じて色落ちしやすい衣服ですので、ご家庭で洗濯を行う場合は色落ちチェックを行ってから洗濯をするようにしましょう。


【色落ちチェックテスト】

①白いタオルを水で濡らし、デザイン部分をポンポンと軽く叩きます。
タオルに色が移った場合、自宅で洗濯するのは避け、専門のクリーニングショップに行き、「たいへん色落ちしやすい浴衣です」と伝えて預けましょう。

色落ちチェックでタオルに色が映らなかった場合は、自宅で洗濯することができます。ですが、確実に色落ちしないというわけではありませんので、必ず1点洗いで洗濯するようにしましょう。


【洗濯機で浴衣を洗う方法】

①衿(えり)部分にしつけを施す。
浴衣を洗濯機で洗う場合、型崩れを起こす場合があります。型崩れを防ぐには、洗濯する前に衿部分にしつけをかけることがポイントです。

縫い方は、衿が寄れないように、木綿糸で大きく縫うのがコツです。


②汚れやシミのお手入れをする。
浴衣に汚れやシミがある場合は、洗濯前に取り除きます。

・汗や埃による汚れの場合、中性洗剤の原液を汚れている部分にかけ、落としやすい状態にしておきます。

・飲食物によるシミの場合、部分洗い専用の洗剤をかけておきます。


③洗濯機の手洗いコースを押す。
浴衣をキレイにたたみ、折りたたんだ浴衣ピッタリサイズの洗濯ネットに入れて「手洗いコース」を選択します。

使用する洗剤は、必ず中性洗剤にしてください。


④脱水後は速やかに干すこと。
洗濯中に買い物をしてこようとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、着物を選択した後は、シワ予防として速やかに干すことが重要になります。

また、通常の衣類とは異なり、浴衣は脱水し過ぎるとシワの原因となりますので、ぽたぽたと雫が滴り落ちる程度の優しい脱水を行い、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で干します。浴衣を日向に干してしまうと色褪せの原因となります。ご注意ください。

浴衣を乾かすコツは、洗濯機で脱水せずに手でギュッと押して水を切り、風通しの良い場所で日陰干しをすることです。乾くのは遅くなりますが、水が滴ることで浴衣のシワが伸びてゆき、次回もピシッとした浴衣を着ることができます。


⑤収納前にアイロンをかけること。
浴衣がしっかり乾いたら、しつけ糸を取り、取り扱い表示を確認しながらアイロンがけを行います。上手に乾いた浴衣の場合、アイロンがけをしなくても問題無いのですが、次回着用する際のために、アイロンがけをしておくことをオススメします。


⑥収納前に冷ますこと。
アイロンがけをした浴衣を温かい状態で収納してしまうと浴衣を傷めてしまうため、浴衣の湿気がきちんと取り除かれたのを確認してから畳紙を用意し、キレイにたたんで桐ダンスなどに収納するようにします。


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浴衣洗濯の注意点

浴衣髪型
浴衣を選択する際、汚れをキレイに落としたいからといってお湯で洗う方もいらっしゃいますが、縮みの原因となりますので、必ず水で洗うようにしましょう。

どうしてもシワが気になるという方は、短時間の脱水と洗濯糊を使用することでシワを最小限に抑えることができます。

洗濯糊を使用する場合は、脱水後に1度取り出し、洗濯機に浴衣がひたひたに浸かるほど水を張った後に入れましょう。浴衣に洗濯糊が直接かからないように入れるのがポイントです。洗濯糊入りの水にネットに入った状態の浴衣を漬け込み、軽く押しつけて浴衣全体に染み込むようにします。最後は軽く脱水を行えば洗濯糊の工程は完了です。


まとめ

今回は自宅で行う浴衣の洗濯方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

浴衣を洗う頻度ですが、汗をかきやすい7月から8月は浴衣を洗わずにいるとすぐに傷んでしまうため、真夏の時期は着用後、毎日洗濯することをオススメします。


ですが、あまり気にならないという方は、2回から3回着用後に洗濯するのがよいでしょう。浴衣のお手入れは、洋服とは異なりちょっぴり大変かとは思いますが、しっかりお手入れを行うことで長く着用することが出来ますので、面倒くさがらず、こまめにお手入れを行うようにしてゆきましょう。


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