今日のふた言

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【ビジネスマナー】お葬式の香典袋の書き方と包む金額の相場とは?

      2016/04/15

香典


人間は、なぜお葬式をあげるのか疑問に思ったことはありませんか。

お葬式には、死という不条理なものを受け入れ、残された方々が死者のために何かしてあげたいという心の拠り所であり、ご遺体を火葬もしくは土葬することで死者との決別を行うものです。

また、死者の魂を慰めるための儀式であるお葬式は今から6万年前は既に行われていたことが明らかになり、1950年代にイラクのシャニダール洞窟にて、今からおよそ6万年前に活動していたネアンデルタール人たちが、亡くなった仲間の周辺に8種類の花をたくさん飾り、死を悼んでいたという証拠が発見され、話題となりました。


日本でも死者を埋葬し、供養する文化は縄文時代の頃から行われており、日本に古くから伝わる神道では、死者は穢れとされ、もがりの松明を焚いて死者を守っていたそうです。

さて、死者を弔うお葬式ですが、社会人にとなるとお葬式に出席する機会も増えるため、香典袋の書き方や包む金額などは知っておかなければなりません。

そこで、今回はビジネスマナーの1つ「お葬式の香典袋の書き方と包む金額相場」についてご説明したいと思います。


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香典袋の書き方

香典

香典袋の表書きですが、必ず筆ペンなどを使い、不祝儀袋の水引から上の部分に薄墨で用途を書き、下の部分に氏名を書きましょう。

用途の部分ですが、宗教によって異なるため、参加するお葬式が仏教なのか、神道なのか、キリスト教なのかを事前に確認しておく必要があります。

しかし、弔問する喪家の宗教や宗派を確認することはとても難しいので、ご自身の宗教や宗派に合わせて表書きを行うようにしましょう。

では、表書きの用途部分を宗教別にご紹介します。


【仏教】

・四十九日までは「御霊前」
・四十九日後は「御仏前」

※浄土真宗の場合、御霊前は相応しくないと考えられておりますので、その場合は「御仏前」と書くようにします。また、曹洞宗などの禅宗の場合は教義に浄土がありませんので、「御仏前」を使用するようにしましょう。

中立的な表現として、「御香料」「御香資」「御香奠(ごこうでん)」を用いる場合もあります。


【神道】

・「玉串料」
・「榊料」
・「御神前」


【キリスト教】

・「御霊前」
・「御花料」
・「献花料」

※カトリックは「御霊前」を許容しておりますが、プロテスタントは否定しているので、「御花料」もしくは「献花料」と書くようにしましょう。


香典袋の裏面に氏名や金額を書く欄が用意されている場合は必ず記入してください。

稀に香典袋に蓮の花がプリントされている場合がありますが、神式やキリスト式のお葬式の場合は不適切になりますので、極力シンプルなデザインのものを使用するようにしましょう。


表書きの次は中袋ですが、中袋には必ず住所・氏名・包んだ金額を楷書で明記します。まず、中袋の表面に漢数字で「金壱萬円」など金額を書き、裏面に住所と氏名を書きます。

その際、郵便番号や住所を略さず書くのが常識ですので、覚えておきましょう。

よく使う漢数字は「壱・弐・参・阡・萬」です。稀に「金壱萬円也」と「也」を付ける方もいますが、不適切ですので、書かないようにしましょう。


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香典に包む金額相場

香典
香典に包む金額は、他人から見た故人との関係と個人的な故人との関係、あなた自身の年齢などによって包む金額が大きく変わってきます。

贈り先/全国香典平均金額相場

祖父母/10,000円
両親/100,000円
兄弟姉妹/30,000円
叔父や叔母/10,000円
その他親戚関係/10,000円
友人・知人/5,000円
ご近所さん/5,000円
友人・知人の家族/5,000円
勤務先の上司/5,000円
勤務先の同僚/5,000円
勤務先の部下/5,000円
勤務先のご家族/5,000円
取引先/10,000円


あくまで全国香典平均金額相場ですので、とても仲の良い友人が亡くなった場合は、5,000円にあなたの気持ちをプラスして10,000円包むなど、故人との関係を考慮して包むのが社会人としてのマナーになります。


しかし、50,000円や100,000円と包み過ぎるのはマナー違反ですので、常識の範囲内で包むようにしましょう。

また、香典に新札を包むのは、以前から死を予期していたと思われてしまい、喪家の方々を不快にさせてしまうため、使い込まれた古いお札を包むようにしましょう。


まとめ

今回はビジネスマナーの1つ「お葬式の香典袋の書き方と包む金額相場」についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。


新社会人の方で既にお葬式を体験しているという方は、そうそういらっしゃらないと思いますので、いざというときのために事前にお葬式のマナーについて学んでおくようにしましょう。


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