今日のふた言

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フローリングのお手入れ術!掃除方法と黒ずみを除去する方法

      2016/03/24

フローリング汚れ

藺草の香りがふわりと薫る畳も捨てがたいですが、近年、ホコリやダニによるアレルギー性鼻炎を患う方々も急増しており、ダニの繁殖を抑制することができるフローリングに人気が集まっています。

フローリングには、単層フローリング(無垢フローリング)複合フローリング(積層フローリング)の2タイプあり、複合フローリングには、集成フローリング、家庭用フローリングなど様々なタイプがあります。

なかでも耐水・耐候効果に優れた合板フローリングは、幼いお子様がいらっしゃるご家庭に人気のフローリングとなっており、誤ってジュースをこぼしてしまっても床を傷付けずに掃除を行うことができるので、お母さんから好評です。

また、フローリングはカバ (バーチ)やカエデ(メープル)などの木材が使用されているため床をしっかり支え、重量のある家具を乗せても床が抜けません。ですが、あまりにも重い家具を乗せてしまうと若干凹みますので、重量を分散させる板や専用の部品を取り付けることで対処することができます。

そんなフローリングですが、実はお手入れが非常に大変だと言われており、フローリングの種類によってお手入れ方法が異なるため、誤ったメンテナンスをしてしまうと寿命を短くさせてしまいます。

そこで、今回はフローリングのお手入れ術!黒ずみを取り除く方法についてご説明したいと思います。

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フローリングのお手入れ術!黒ずみを取り除く方法とは?

フローリング

現在日本国内で使用されているフローリングの95%以上が「家庭用フローリング」と呼ばれる日本と韓国のみで使用されている特殊なフローリングです。

家庭用フローリングは、外光に弱く、表面材が変形及び割れを起こしやすいためお手入れの際は気を付けなければなりません。また、強度は表面の塗装に頼っている部分があるので、塗装が摩耗してしまうと寿命が短くなり、研磨も出来ないというデメリットを持っています。ただし、コストが非常に安いため、日本ではこのタイプのフローリングを使うのが一般的となっています。

さて、そんな家庭用フローリングを少しでも長持ちさせるために正しいお手入れ方法を学んでゆきましょう。

まずは「黒ずみ」からご説明します。

フローリングを毎日お手入れしているのに、あちらこちらに黒ずみができているという方も多いと思います。この黒ずみの原因は足裏の皮脂汚れです。ご自宅のフローリングをじっくり観察すると普段歩いている場所に集中して現れている汚れであることが分かるかと思います。

では、この黒ずみをスッキリ落とす方法をご紹介します。

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黒ずみの落とし方

フローリング

①ソファ・棚など家具を全てどかします。

②フローリング専用のドライシートを使ってホコリや毛髪を取り除きます。

③指にドライシートを巻き付け、フローリングの溝に入り込んだ細かいホコリを取り除きます。

④ドライシートで幅木に溜まったホコリも取り除きます。

⑤水2リットル用意し、台所用中性洗剤を小さじ1杯入れて薄めます。

⑥雑巾を⑤に浸して絞り、黒ずみを拭いて落としてゆきます。

通常の黒ずみならばこの手順で簡単に取り除くことができるのですが、しつこい黒ずみの場合は、緩めに絞った雑巾で黒ずみに作った液剤を塗り、拭かずにそのまま放置して汚れを浮かせます。そして、ギュッと絞った雑巾で汚れた部分を拭き取ればキレイに落ちているかと思います。

ただし、黒ずみの原因が皮脂汚れではなく、カビだった場合はこの方法では落とすことができませんので、台所にあるお酢やクエン酸を黒ずみに吹きかけ、雑巾でサッと拭き取りましょう。

それでも落とせない場合は、お近くのドラッグストアなどでフローリング専用の洗剤を購入し、雑巾でこすり落としましょう。

台所のフローリングの黒ずみは油汚れの可能性が高いため、天然系住居用オレンジ洗剤などを使って汚れを拭き取り、2度水拭きを行い、しっかり乾かしましょう。

黒ずみを予防するためには?

黒ずみを予防するためには、黒ずみを落とした後にワックスがけをしてフローリングを保護しましょう。黒ずみがある状態でワックスをかけてしまうと、黒ずみが落とせなくなってしまうので、ご注意ください。

洗剤を使いたくないという方は、高温スチームクリーナーを使うのがオススメです。スチームをかける際は、必ずドライシートとウェットシートでフローリングをキレイにした後に行うのがポイントです。

ですが、毎日掃除するのはフローリングを痛めてしまうため、スチームでのお手入れは週に1回から2回、ドライシートでのお手入れは毎日、ウェットシートでのお手入れは週に1度のペースで行うようにしましょう。

※傷の修復方法はこちら↓

⇒ フローリングの掃除方法と傷の修復方法とは?

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