室内用鯉のぼりの種類と飾り方のまとめ【アパート・マンションにオススメ!】
2016/02/20
ゴールデンウィーク最終日である5月5日は端午の節句です。
子どもへの親の愛がギュッと詰まった鯉のぼりですが、近年はアパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる方々も多いため、端午の節句はするものの、鯉のぼりを飾る方は少なくなってきました。
そこで、今回は室内専用の鯉のぼりの種類や飾り方についてご紹介したいと思います。
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端午の節句とは?
端午の節句の「端午」とは、月端の午の日という意味であり、5月だけではなく、毎月の初めにある午の日は全て端午と言います。
では、なぜ端午の節句が5月5日になったかと言いますと、午は十二支で表すと5月を指しており、端午の「午」を「ご」と読むことから5月5日が端午の節句となりました。
端午の節句は中国から伝わった厄払い行事の1つであり、端午の節句の際に菖蒲を門に飾ったり、菖蒲を漬け込んだお酒などを飲んで厄を祓っていたそうです。
日本でも端午の節句が伝わった当時は厄払いとして行われていたのですが、菖蒲の読み方が武事・軍事を重んずる「尚武」と同じ読み方であったこと、そして、葉先が刀のように鋭く尖っていたため、男児が生まれた家では菖蒲を飾るようになり、いつしか端午の節句を男児の健やかな成長を祝う行事へと変わっていったのです。
そして、端午の節句は徳川幕府の重要な日となり、将軍に男児が誕生すると5月5日にのぼりを立ててお祝いしたそうです。
そして、いつしか武家から庶民へと端午の節句を祝う行事が広まり、中国に伝わる有名な立身出世の鯉の滝登りになぞらえ、「健やかにすくすくと成長してほしい」「将来を願う」という意味で大空に鯉を模した飾りを放ったことなら鯉のぼりが誕生したそうです。
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室内用鯉のぼりの種類を紹介
室内用鯉のぼりには、汚れない・ご近所に迷惑にならない・いつでも眺めていられるとメリットがたくさんあります。
ですが、最近では様々なタイプの室内用鯉のぼりが販売されているため、どのタイプを購入したら良いか悩んでいらっしゃる親御さんも多いかと思います。
そこで、たくさんある室内用鯉のぼりの種類と特徴をご紹介したいと思います。
スタンドタイプ
室内用鯉のぼりで最も人気の高いスタンドタイプは、下に置いて飾るタイプなので、高級感も存在感もあるため、子どもから大人気です。つっぱり棒タイプ
スタンドタイプよりも大きいため設置場所に困る方もいらっしゃいますが、床と天井にしっかり固定して飾るタイプなので、倒れることもありません。
また、鯉のぼりも床に着かないので汚れる心配もありません。
吊るすタイプ
室内用鯉のぼりの定番とも言える吊るすタイプは、スタンドタイプとつっぱりタイプとは異なり、外で飾っている鯉のぼりのように優雅に泳いでいるように見えるため、じわじわと人気が集まっています。また、設置スペースも収納スペースも取らないので親御さんにも優しい鯉のぼりです。
置物タイプ
鯉のぼりの種類が少ないので、ちょっぴり物寂しい感じはしますが、こじんまりとしていて玄関やリビング、どこでも飾ることができる置物タイプはお手軽に季節感を出すことができる画期的なアイテムです。子どもが大きくなっても飾ることができるのも魅力的です。
ちりめんタイプ
もっとかわいい室内用鯉のぼりが欲しいというお母さんは、ちりめんタイプはいかがでしょうか。カラフルで可愛らしい鯉のぼりは置物タイプ同様、お子さんが成長し、鯉のぼりを飾ることが無くなった際にオススメの鯉のぼりです。
コンパクトサイズですので、玄関やリビングなどにちょこんと飾れますし、収納もしやすいので若いお母さんや年配者の方々から人気があります。
まとめ
今回は室内用鯉のぼりの種類と飾り方についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
室内用の鯉のぼりは、屋外用の鯉のぼりに比べて価格も安く、平均3,000円から10万円で購入することができます。
男の子のいらっしゃる親御さんは集合住宅だからと諦めず、室内で立派に泳ぐ鯉のぼりを飾って端午の節句をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
※通常タイプの紹介はこちらの記事↓
⇒ 鯉のぼりのポールを設置する方法とは!?ベランダでも設置OK?
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