今日のふた言

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2016年の梅雨入り時期を例年の傾向から予想してみました!

   

梅雨

毎年5月から7月にかけて日本列島は梅雨の時期に突入します。

梅雨という言葉の語源は、シトシトと降り続く長雨によってカビが繁殖しやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれるようになった、梅の実が熟す時期であることから「梅雨」と呼ばれるようになったなど様々な説があります。

また、梅雨の時期は麦の実る頃にやってくるため「麦雨(ばくう)」と呼ばれたり、旧暦の5月に由来する「五月雨(さみだれ)」と呼ぶこともあります。

ところで、梅雨と言えば、よく古傷が痛くなったり、頭痛がするなど体調不良を引き起こす方や食べ物の傷みが早くなったり、洗濯物が乾きにくく、水回りにカビが生えるなど嫌なことばかりで人々を困らせる忌み嫌われる時期となっています。

さて、そんな梅雨の時期ですが、毎年決まった日に梅雨入りするわけではありません。

梅雨は春から夏になるための準備期間であり、雨の日が増え、日照時間が減る季節減少です。そのため、梅雨入り明けには平均5日ほどの「移り変わり」期間が用意され、毎年入り明け時期が微妙にずれます。

そこで、今回は2016年の梅雨入りはいつ頃から始まるのかを前年度の傾向から予想してみしたのでご紹介致します。

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2016年の梅雨入り時期はいつ頃から始まるか大胆予想してみました!

梅雨

2016年の梅雨入り明け予想は以下の通りとなります。

【2016年の梅雨入り明け時期】

・沖縄県:『入り』5月9日/『明け』6月23日

・九州南部:『入り』5月31日/『明け』7月14日

・九州北部:『入り』6月5日/『明け』7月19日

・四国:『入り』6月5日/『明け』7月18日

・中国:『入り』6月7日/『明け』7月21日

・近畿:『入り』6月7日/『明け』7月21日

・東海:『入り』6月8日/『明け』7月21日

・関東甲信越:『入り』6月8日/『明け』7月21日

・北陸:『入り』6月12日/『明け』7月24日

・東北南部:『入り』6月12日/『明け』7月25日

・東北北部:『入り』6月14日/『明け』7月28日

梅雨入りは南の方から順に始まり、東北地方が梅雨入りを迎えた数日後には沖縄県や九州南部が梅雨明けを迎えます。

「あれ?北海道の梅雨入り明けが無い!」と疑問に思われた方もいらっしゃるかと思います。実は北海道には梅雨が無いため、気象庁にて公表されている1951年以降の梅雨入りと梅雨明けの確定値にも北海道の名は含まれておりません。

ですが、梅雨の時期は季節の「移り変わり」時期でもありますので、前後5日ほどずれ込む可能性があります。ですので、沖縄の方は5月4日から5月14日、関東甲信越は6月3日から6月13日頃に梅雨入りとなる場合がありますので、梅雨入りシーズンが近付いてきたら折りたたみ傘などをカバンに忍ばせておくようにしましょう。

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エルニーニョやラニーニョ現象とは?

雨

2016年はエルニーニョ現象になる可能性があるということが発表されています。

エルニーニョ現象とは、数年に1度ペルー沖から太平洋赤道域の日付変更線付近にかけて海面の水温が平年よりも高くなり、その状態が1年ほど続く現象のことです。反対に、ペルー沖から太平洋赤道域の日付変更線付近にかけて海面の水温が平年よりも低い状態が1年ほど続く現象をラニーニャ現象と呼びます。

エルニーニョ・ラニーニャ現象が発生すると、日本を含む世界各国で異常気象が起こると言われており、日本の梅雨にも少なからず影響があるのではないかと考えられています。

エルニーニョ現象の場合、3月から5月にかけて沖縄県や奄美では気温が高くなり、東日本でも例年通りまたは若干高くなる傾向になります。ただし、西日本太平洋側では日照時間が減少するというデメリットがあります。梅雨の時期になると、降水量や日照時間、梅雨入りには影響が見られないものの、中国・四国・奄美・沖縄地方では梅雨明け時期が遅れる傾向にあります。

一方、ラニーニャ現象の場合、3月から5月にかけて気温や降水量に変化は見られませんが、西日本を中心に日照時間が例年通りもしくは若干多くなります。しかし、北日本太平洋側の地域では日照時間が減少するというデメリットがあります。

ラニーニャ現象が梅雨に与える影響は、西日本太平洋側の降水量の増加のみとなっています。梅雨入り明け・日照時間等にはさほど影響が出ないと考えられています。

まとめ

今回は梅雨入り時期を例年の傾向から予想してみましたが、いかがでしたでしょうか。梅雨入りは春から夏になるための準備期間のため、若干早まったり遅くなったりします。

ですので、いつ雨に降られても良いように折り畳み傘などを持ち歩くようにし、急な雨にも対応できるように準備しておきましょう。

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