今日のふた言

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布団を干す頻度や目安の時間を種類別に紹介

      2016/02/16

布団

近年、花粉やハウスダスト、食物など様々なモノにアレルギーを発症する方々が急増しております。

特にハウスダストは空気中に漂うホコリやカーペットや畳、寝具などに住み着いているダニの死骸やフンなどを吸い込むことで発症してしまうため、誰でもアレルギーを発症する可能性があります。

そのため、天気の良い日には布団を干してダニを駆除される方もおられるかと思いますが、実は布団の種類によって干す頻度や干し時間が異なることをご存知でしたか?

今回は布団の種類によって異なる干す頻度や干し時間の目安を紹介します。

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布団を干す頻度&干し時間の目安とは?

布団

布団を干す頻度は、週に2回から3回もしくは週に1度のペースで干す主婦の方が多く、ベッドなどを使用しているため干さないという方もちらほらおられます。

布団には、コットンやポリエステル、ウールなど様々な素材が使用されており、それぞれに合った干し方をすることで、布団を長持ちさせることができます。

・コットン布団
干す時間は片面2時間ずつ、1週間に1回から2回が理想。

・ポリエステル布団
干す時間は片面2時間ずつ、1週間に1回から2回が理想。

・ウール布団
干す時間は片面2時間ずつ、1週間に1度のペースが理想。

・羽毛布団
干す時間は片面1時間ずつ、1ヶ月に1回から2回が理想。

・真綿布団
干す際は必ず陰干しにすること。

・絹布団
干す際は必ず陰干しにすること。

干すタイミングですが、必ず青空が広がっている良い天気の日に行いましょう。雲っていたり、雨が降った後はオススメできません。

また、干す時間帯ですが午前10時から午後2時までの2時間が理想的です。午後3時以降は空気中に湿気が多く含まれるようになるため、布団によくありません。

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布団にはどれくらいのダニが潜んでいる?

二日酔い

布団の正しい干し方をご紹介させて頂きましたので、続きまして布団の中に潜んでいるダニについて紹介します。

布団にはどれくらいのダニが潜んでいるか皆さんご存知ですか?

なんと32万匹も住んでいると言われています。現在住居内に潜んでいるダニの種類は全5種類と言われていますが、布団やカーペットなどに住み着いているダニのほとんどが「チリダニ(別名「ヒョウダニ」)」と呼ばれる種類です。

チリダニは、人間のフケや垢などをエサにしており、高温多湿の環境にて増殖を行います。

ダニといえば、噛みつくイメージがありますが、チリダニは噛みついたりせず、布団やカーペット内でひっそりと暮らしています。そのため、健康被害が無いように思われますが、実はチリダニはアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを引き起こす非常に厄介なダニなのです。

アレルギーの原因となるチリダニを布団の中から駆除するためには、高温でダニを殺して吸い取る必要があります。

しかし、ダニは50度以上でないと死滅しませんし、ましてや布団を叩いて追い出そうとしても出てきてくれません。

むしろ叩いたことでダニの死骸やフンがふわっと舞い上がり、それを吸い込んでアレルギーを発症してしまったというケースもありますので注意が必要です。

※ダニの駆除方法はこちらの記事を参照ください。

⇒ 布団の中に住まうダニを効果的に駆除する方法とは!?

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