今日のふた言

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溶連菌感染症の症状と大人の予防・治療方法

      2016/01/04

マスク

熱が出て喉が痛い、そして吐き気がする・・・、風邪かな・・・。

このような経験をされた方って多いのではないでしょうか?これは風邪ではなく、溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)かもしれません。

もし、上記の症状が出ているのにも関わらず、咳や鼻水といった症状が現れていないのなら“溶連菌感染症”を疑った方が良いでしょう。

この病気は、春~夏年2回の流行時期があるため、特に気候の変化で体調を崩しやすい時期には注意が必要です。

それでは以下に、その症状や潜伏期間などをまとめておくので参考にしてみてください。

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溶連菌感染症の症状と潜伏期間

体温計

溶連菌感染症は、主に5~15歳の子どもに多い病気とされていますが、もちろん大人も感染することがある病気です。

この主な症状は、

・発熱
・喉の痛み

という2つが挙げられます。

発熱の場合は、38〜39℃といった高い数値を出す点が大きな特徴と言えるでしょう。また、喉には強い痛みがある場合が多いとされています。

それに加えて、

・発疹
・イチゴ舌

を引き起こす可能性もあります。

発疹が発生する場所は体や手足で、小さくて紅いのが特徴です。イチゴ舌とは、舌にイチゴのようなツブツブができる症状のことを言います。

それに加えて、頭痛や腹痛、リンパ節の腫れを引き起こす場合もあります。

また溶連菌感染症には潜伏期間があり、感染してから2日~4日ほどして症状が現れてくるようです。

しかし免疫力の強い大人の場合は、この潜伏期間を過ぎても発症しないことも多く、そのために“子どもの病気”と捉えられるフシがあります。しかし、体の疲れや睡眠不足、生活の乱れなどで、免疫力が低下している場合には大人も発症しますので注意が必要です。

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予防方法と治療方法

病気

それでは続いて、この溶連菌感染症の対策について予防と治療の両方を紹介していきたいと思います。

予防方法

まずは予防方法です。その名前の通り“感染症”なので、感染経路を遮断することが大切です。

まずは、手洗いやうがいを徹底することです。これによって多くの菌をシャットアウトできますね。また、マスクをして飛沫感染を防ぐ手段も有効です。

この予防接種はありませんので、このような細かい対策の積み重ねが有効でしょう。

治療方法

続いて治療方法です。溶連菌感染症にかかったしまった場合には、病院にて診断を受け「抗生物質」を飲みましょう。

抗生物質を飲む際の注意点は、しばらく継続して飲み続ける必要があるという点です。

抗生物質を飲み出すと、比較的早くに症状が改善されます。しかし、その時点で飲むのを止めると再発の危険性もありますし、溶連菌は重大な合併症を引き起こす可能性のある細菌です。

まとめ

今回の記事では、一見すると風邪と間違えてしまいそうな「溶連菌感染症」を紹介しました。

この病気は感染症ということで、風邪薬では治療することができません。

ここに書いてあるような症状の気配を感じたら、早い段階での診断をおすすめします。

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