今日のふた言

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年々増える冷房病の対策とスッキリ解消できるオススメグッズ!

      2016/05/14

エアコン

夏になると夏バテや熱中症対策として、エアコンを活用して室内を涼しくさせる職場や学校、電車などの公共機関も増えています。

暑さの厳しい夏の時期はこういった心遣いはとても有り難いのですが、エアコンによって「冷房病 (クーラー病)」を発症し、頭痛・むくみ・疲労感・肩こり・神経痛・食欲不振・鼻炎・月経不順・便秘・下痢・不眠・腹痛などの体調不良を引き起こす方々が増えているそうです。

特に室内で働いている女性や自律神経の働きが不安定な乳幼児や高齢者は冷房病を発症しやすく、近年では男性や子どもたちにも冷房病の症状が現れ始めており、花粉症と同じく国民病になりつつあります。

さて、年々増え続ける冷房病患者数ですが、なぜ冷房病になるのか気になりますよね。

そこで、今回は冷房病の原因と対策グッズについてご紹介したいと思います。

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冷房病の原因とは?

めまい

夏になると発症する「冷房病」ですが、医学界ではこのような病名は存在せず、海外では冷房病を発症する確率が極めて低いため、日本独自の病となっています。

冷房病の原因は、自律神経の乱れであり、室内の温度と屋外の気温差が5度以上あり、急激な温度変化に身体が付いてゆかずに引き起こる症状です。1度ならば問題無いのですが、それが繰り返し行われることで体温を低下させる交感神経と体温を上昇させる副交感神経のバランスに乱れが生じ、自律神経失調症に酷似した症状が現れるのです。これを「冷房病」と言います。

人間は、夏になると皮膚の下を通る血管が拡張され、熱を体外へ放出しやすい夏型の体に変化するようになっているのですが、長時間エアコンの効いた室内にいることで、自律神経によって血管が収縮され、冬型の体へと変化します。

その状態で屋外に出てしまうと、今は夏であることを認識し、自律神経は血管を拡張させようと働き出すのですが、これを繰り返すと、自律神経が今は夏なのか冬なのか分からなくなり、混乱した結果、正常な体温調節ができなくなり、体調不良を引き起こしているのです。

自律神経が乱れないようにエアコンの設定温度を屋外の気温と5度以上にならないようにしたり、1日3食バランスの取れた食事を摂取し、5分から10分でも良いので軽い運動を行い血流の流れを改善させるなど、出来るところからコツコツと冷房病対策を行ってゆきましょう。

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冷房病オススメ対策グッズをご紹介!

暑い

冷房病対策として、まずは室内にいる人々が協力することが大前提となります。

冷房病の原因となるエアコンですが、室外の気温との差を5度未満にすることがとても重要ですので、エアコンの設定温度は、室内にいる方々が寒いと感じない温度に設定することが大切です。

エアコンの風ですが、人に当たらないように風向きを調節し、以前冷房病を発症したことのある方や冷え性をお持ちの方は、腹巻やレッグウォーマー、ブランケットなどを常に用意しておくようにしましょう。

また、エアコンの効いた室内では、出来る限り身体を温める飲み物や食べ物を摂取するように心掛け、血流の流れを改善させるために、屈伸運動をこまめに行うなど対策を取るようにするのがポイントです。

では、冷房病対策にオススメのグッズをまとめてみましたので、ご紹介します。

【冷房病対策グッズ】

・アームカバー
腕や肘は冷えを感じにくい部分ですので、冷えによる肩こりを予防するためにはアームカバーを活用するのがオススメです。

・サポーター
肘や膝などの関節部分は冷えることで痛みを生じる場合があります。サポーターをして寒さを防ぎましょう。

・ストール
肩と首回りの冷えを予防します。

・ガーゼ手ぬぐい
肌触りが良く、吸水性抜群のガーゼ手ぬぐいは、汗を拭き取る際にたいへん便利なアイテムです。屋外で汗をかいたまま、冷房の効いた室内に入ると自律神経が乱れてしまうので、日本の夏のマストアイテムとも言えます。

・腹巻
最近ではメンズ用のオシャレなデザインも販売されており、ボクサーパンツと一体型になった腹巻も販売されています。女性の腹巻は腹部のあたりにポケットがあるものも多数販売されておりますので、ホッカイロを入れて寒さ対策を図りましょう。

・レッグウォーマー
上半身の対策はいくらでも出来ますが、足元の防寒対策はなかなか難しいものです。レギンスやレッグウォーマーを活用し、足者からの冷えを予防しましょう。

他にも、身体を温めるハーブティーやマスク、カーディガンやジャケットなど羽織るものを用意しておくと冷房病を予防することができます。

まとめ

今回は冷房病の原因と対策、そしてオススメのグッズをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。男性と女性では筋肉量が大きく異なるため、冷房による影響が現れやすくなっています。

そのため、男性が快適と思う温度でも女性にとっては寒すぎるという場合も多いので、男性も女性も快適に過ごせる室温を保てるよう、お互いが気を遣い合って厳しい夏の暑さを乗り越えてゆきましょう。

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