ベランダ菜園の虫除け(アブラムシなど)方法と対策について
近年食の安全性や健康に対する意識の高まりから日本だけではなく、世界各国でオーガニック食品が人気を集めています。
しかし、オーガニック食品は手間暇かけて生産されているため、通常の食品と比べて価格が高く、毎日食べるにはコストもかかり現実的ではありません。
そこで、最近では女性を中心にトマトやキュウリ、レタスなどを庭で育てる家庭菜園がブームとなっており、いつでも新鮮な無農薬の野菜を味わうことができるようになしました。(関連:ベランダ菜園におすすめのプランターサイズと初心者向けの野菜)
ですが、気になるのがアブラムシやコバエなどの害虫ですよね。
そこで、今回は巷でブームのベランダ菜園にオススメの虫対策をご紹介します!
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ベランダ菜園の注意点
ベランダ菜園を行う際、まず安全面と栽培をしっかり分けて考えることから始めましょう。
アパートやマンションなどの集合住宅では、ベランダに避難経路が用意されている場合があります。
万が一、火災などが起こった場合、避難壁の前や避難はしごの真下に菜園用のプランターが置いてあると安全な場所へ移動することが難しくなってしまいます。
また、プランターや鉢から土が流れたり、落ち葉が溜まって排水溝や雨どいを詰まらせてしまい、他の住人の迷惑にならないように配慮することが大切です。
さらにベランダ菜園で気を付けなければならないのが虫対策です。
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ベランダ菜園にオススメの虫対策!
ベランダ菜園では、通常の畑と比べて害虫対策に苦労はしないものの、アブラムシやアオムシ、カメムシなど畑とほぼ同じ害虫が発生するため、お隣さんや上下階の住人に迷惑が掛からないようにしっかり対策を取る必要があります。
10階以上に住んでいる場合、ほとんどの害虫被害は無くなると言われていますが、野菜が育たなくなるとも言われています。
しかし、どの階層に住んでいてもアブラムシは必ず発生しますので、アブラムシを見つけたら指で潰すか、もしくは箸に粘着テープを貼り付け、ペタペタとくっつけて退治する方法がオススメです。
害虫を寄せ付けたくないという方は、ベランダ菜園を始める際に害虫ネットを使用したり、身体に害のない農薬を使用するなどで対策を取ると良いでしょう。
どうしても無農薬で育てたいという場合は、アブラムシは光るものが苦手ですので、忌避資材を菜園の近くに貼っておくと近寄ってきません。
もしもアブラムシが発生してしまった場合は、ビニール袋で覆い、口を鉢底で包んで出掛けると袋の上の方にウヨウヨと集まってきますので、さっさと取り外して捨ててしまいましょう。
収穫した後の土を次回再利用したい場合は、土を7日間水に漬け込み、土の中に住み着いた害虫を退治してから使うようにしましょう。
蟻が発生した場合は乾燥させたコーヒーのかすを土に混ぜておくと寄りつかなくなります。
もっと簡単な方法で虫対策を行いたいという方は、「野菜と花の虫とり粘着棒」や「アースガーデンT」などはいかがでしょうか。
まとめ
無農薬で野菜を育てるのはとっても難しいことですので、これからベランダ菜園を始めようとお考えの方は、農家の方にアドバイスを頂いたり、苗や種を購入する際に店員さんに相談した方が良いと思います。
これからどのような害虫対策を取ったら良いか教えてくれますので、しっかり知識を付けてから行うようにしましょう。
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