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卒業式の定番ソングランキングを参考に人気の歌を考える

      2016/01/27

卒業

2月から3月にかけて日本各地で卒業式が催されますが、そのとき各学校によって校歌の他に卒業を祝う歌を歌うかと思います。

レコチョクは、2010年2月にユーザー投票による卒業ソングランキングを発表しています(現在でもたまに行っています)。

見事1位に輝いたのはレミオロメンの2004年に発表した「3月9日」で、第2位にEXILEが2007年に発表した「道」、第3位にいきものがかりが2009年に発表した「YELL」がランクインしました。

今まで長きにわたり卒業ソングトップ3にランクインしてきた荒井由美の「卒業写真」や海援隊の「贈る言葉」、尾崎豊の「卒業」は2000年代以降順位を下げたのですが、それでもトップ10にランクインしている卒業の定番ソングとして長く愛されています。

そんな卒業ソングですが、10代・20代・30代・40代以上と年代によって大きく異なることも明らかとなっており、特に30代を境に選曲に大きな差が生じています。

そこで、今回は卒業式の定番ソングランキングを世代別にご紹介したいと思います。

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世代別卒業式の定番ソングランキング!

音符

レコチョクから発表された世代別卒業式定番ソングランキングでは、10代から40代以上の各世代の定番ソングと共に総合卒業ソングのランキングを発表しました。

では、どのような歌が選ばれたのかご紹介してゆきたいと思います。

【10代】
1位 レミオロメン「3月9日」
2位 EXILE「道」
3位 いきものがかり「YELL」
4位 アンジェラ・アキ「手紙~拝啓十五の君へ~」

【20代】
1位 EXILE「道」
2位 レミオロメン「3月9日」
3位 森山直太朗「さくら(独唱)」
4位 SPEED「my graduation」
5位 kiroro「Best Friend」

【30代】
1位 尾崎豊「卒業」
2位 荒井由美「卒業写真」
3位 斎藤由貴「卒業」
4位 海援隊「贈る言葉」
5位 レミオロメン「3月9日」

【40代以上】
1位 海援隊「贈る言葉」
2位 荒井由美「卒業写真」
3位 尾崎豊「卒業」
4位 柏原芳恵「春なのに」
5位 斎藤由貴「卒業」


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まとめ

桜

10代から30代の卒業ソングランキングにランクインしているレミオロメンの「3月9日」は5年連続で首位をキープしており、遂に2011年に殿堂入りを果たした大人気の楽曲です。

現在でも多少のランキング変動はあるものの、楽曲の顔ぶれは2010年以前に発表されたものが多く、新たな定番の卒業ソングが生まれておりません。

なぜ、新しい卒業ソングがランクインしないのでしょうか?

その理由として、近年はスタンダードナンバーと言われる楽曲が誕生していないことが挙げられます。日本では、演歌・J-POP・K-POP・ボーカロイド・ROCKなど様々なジャンルの音楽が誕生しており、音楽の趣味趣向が多様化したことで、ターゲット層が絞られ、大勢の人々の心に響かないのが現状です。

そのため、毎年2月から3月にかけて素晴らしい卒業ソングが続々と誕生しているにも関わらず、それぞれの特定の人物にしか響かないため、後世まで歌い続けたい楽曲が無く、このような結果となったのではないでしょうか。

※関連⇒ 小学校・中学校で歌いたい卒業ソングランキング!

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