8月10日は「道の日」に制定された由来や各地で催されるイベント情報
2016/06/17
猫の日や駅弁の日、とんちの日など日本では、366日ほぼ毎日何かの記念日となっています。そして、新たに組み立て家具の日やセントラル浄水器の日、水虫の日といった合計20日の記念日が誕生しました。
制定されている記念日の多くは、由来のあるものばかりなのですが、なかには都市伝説的なものからネタ要素満載のものまであり、お酒の席の話題やお得意様との会話のきっかけとなるものもございます。
さて、様々な記念日を持つ日本ですが、なかでも8月10日の「道の日」はどのような意図で誕生したのかご存知の方はいらっしゃいますか。
道の日は、皆さんがお考えのとおり、“車道”や“歩道”の「道」のことであり、正式に国が制定した記念日のひとつなのです。
今回は未知の記念日「道の日」についてご紹介したいと思います。
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道の日の由来とは?
毎年8月10日は「道の日」ですが、なぜこの日が道の日に制定されているのか気になりますよね。
道の日とは、道路の意義や重要性に対する国民の関心を高めるために1986年に建設省 (国土交通省)によって制定された記念日です。
この記念日が制定された由来は、1920年8月10日に始まった近代的道路整備計画「第一次道路改良計画」が実施されたことにちなんでおり、現在では「道路ふれあい月間」とし、日本各地で道路に関するPR活動が積極的に行われています。
道路の重要性を訴えているのは、日本政府だけではありません。
写真家、クリエーターとして活躍されている俳優・井浦新さんは、総延長13万km、32か国を結ぶ道路「アジアハイウェイ」を巡る旅を行い、「改めて“道”の大切さに気付かされた」と話しています。
アジア諸国は、近年急速な経済成長を遂げており、日々変化しています。アジアハイウェイが繋がったことで、人や物を運ぶと同時に、幸せも運ぶことができるようになり、今後ますます成長して行くのではないかと言われています。
普段何気なく使用している道路ですが、井浦さんのように見方を少し変えるだけで、“道”という存在が、どれだけ重要な役割を担っているのかを伺うことができます。
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道の日間近!日本各地で開催されるイベント情報!
道の日の重要性に関してご説明させて頂きましたが、“道”に関する意義や重要性を知るためにはどうしたら良いのか気になりますよね。
最近ではインターネットも普及しているため、検索ワードで「道の日 由来」や「道路 重要性」といった単語を入れることで、関連するサイトがゴロゴロ出てきます。
そのため、自宅に居ながら道路に関する知識などを学ぶことができますが、あなたが住んでいる街の道路がどのような経緯で誕生したのかなどご自身の目で見て、肌で感じることで得られる知識とは比べ物になりません。
では、日本各地で催された過去の道の日イベント情報をご紹介します。
【茨城県】
茨城県では、平成26年8月10日の道の日に身近な道路の存在意義や重要性を県民の方に知って頂くために、道の駅「サシバの里いちかい」にて道の日イベントを開催したそうです。
主なイベント内容は、真岡土木事務所主要事業や主要地方宇都宮茂木線 芳賀市貝バイパス、国道123号 水橋拡幅などのパテル展示やパンフレット配布などだったそうです。
【首都高】
平成17年の8月10日に首都高速道路公団にて、開催された道の日イベントは、八潮パーキングエリアと首都高速道路12か所のパーキングエリアにて行われました。
八潮パーキングエリアでは「首都高フェスタ・イン・八潮PA」というイベントであり、八潮市の特産品販売や子どもたちが喜ぶラジコンカーなどによるアトラクション、タワー車での空中散歩など家族で楽しめる内容だったそうです。
一方、首都高速道路12か所を巡るイベント「首都高速道路PAスタンプラリー」では、3か所のパーキングエリアに立ち寄り、アンケートを記入すると抽選で70名様に素敵なプレゼントが当たるというものだったそうです。
【埼玉県】
彩の国・埼玉県では、2015年8月10日の道の日に、埼玉県および協賛一般社団法人埼玉県トラック協会による「道の日祭り」が開催されました。埼玉県では、毎年道の日になると道路の役割や重要性を県民の方に知って頂くため、道の駅にて道の日祭りを開催しているそうです。
埼玉県の道の日祭りの主な内容は、道の日体験スタンプラリーやアンケート、飲酒状態疑似体験ダーツ、子ども安全免許証の発行などとなっています。
2016年8月10日に開催される道の日イベントに関する情報は、各都道府県及び市町村の公式ホームページにて確認することができますので、そちらをご確認ください。
まとめ
今回は8月10日の道の日に関する由来や各地のイベントについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
“道”は、生活するうえでなくてはならない存在です。この機会に道路への関心を持ち、日本の道100選を巡ってみるのも良いかもしれませんね。
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