【2016年】金沢百万石まつりの日程とビックイベント百万石踊り流しのご紹介
そのなかの1つに石川県金沢市で毎年6月に開催される「金沢百万石まつり」は、2016年で65回目となる人気の日本伝統祭として毎年大勢の観光客がお祭り目当てにやってきます。
さらに2015年3月に高崎駅から金沢間の営業運転が行われ、さらに2023年の春には金沢駅から敦賀駅間が開業する予定となっており、金沢百万石まつりに参加される方や観光客も大幅に増加したと言われています。
さて、石川県を代表する金沢百万石まつりですが、いったいどのようなお祭りなのか、何日ほど開催されるのか、ビックイベントの百万踊り流しとはどういうものなのかをご紹介したいと思います。
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金沢百万石まつりとは
金沢百万石まつりとは、1583年6月14日、金沢城へ入城した前田利家公は、金沢の礎を築くという偉業を成し遂げた安土桃山時代の武将です。加賀藩の祖である彼の入城日にちなんで行われるお祭りであり、入城の行列を再現した百万石行列をはじめ、百万石薪能や加賀友禅燈籠流しなど様々なイベントが行われます。
金沢百万石まつりは、尾山神社にて行われていた封国祭に合わせて大正12年から昭和20年まで金沢市祭として行われてきた奉祝行事が起源と言われており、終戦後は進駐軍の指示のもと昭和21年からの6年間は尾山まつりとして尾山神社奉賛会にて催されていました。
その後、進駐軍が去り、昭和27年には金沢市と金沢商工会議所が中心となって開催した第1回商工まつりが催され、これがきっかけとなり、加賀藩の祖である前田利家公が金沢城へ入城した際の豪華絢爛な百万石行列や400年以上に渡って加賀市民に受け継がれてきた金沢の伝統行事が賑やかに繰り広げられるようになり、現在の金沢百万石まつりが誕生しました。
金沢百万石まつりのメインイベントである百万石行列では、昭和59年より祭の主役となる前田利家公に有名な俳優を起用して以降、日本全国から大勢の観光客が前田利家公を一目見ようとやってきます。
ちなみに、2015年は前田利家役に内藤剛志さん、お松の方を菊川怜さんが務めておりましたが、過去にはご両親が石川県出身の辰巳琢郎さん、高橋英樹さんに風間トオルさんなどが務めており、お松の方には斉藤慶子さんや藤谷美紀さん、大河内奈々子さんが務めていらっしゃいます。
そして、2016年はなんと前田利家公にNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」映画「利休にたずねよ」などに出演されている俳優の袴田吉彦さん、お松の方にはNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」やNHK本格時代劇「かぶき者慶次」などに出演されている女優の笛木優子さんに決まっており、今年の百万石行列も大注目となっています。
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金沢百万石まつりの日程と催し物
2016年6月3日から6月5日の3日間に行われる第65回金沢百万石まつりは、6月3日金曜日の午前9時より金沢神社の成巽閣にてお水とりの儀式・茶筅供養から始まります。では、詳しい日程と催し物をご紹介してゆきたいと思います。
【6月3日 金曜日】
・9:00から10:00
金沢神社・成巽閣にて「お水とりの儀式・茶筅供養」
・10:00から10:40
尾山神社にて「祈願祭」
・13:00から14:00
尾上神社にて「献茶式」
※特別イベント
・19:00から21:00に浅野川にて「加賀友禅燈籠流し」
・18:40から21:00にしいのき迎賓館発の「子ども提灯太鼓行列」
【6月4日 土曜日】
・8:30から16:00
兼六園およびその周辺にて「百万石茶会」
・14:00から18:00
百万石行列
・14:00から14:20:「出発式」金沢駅東広場前出発
・14:20から17:30:「行列」金沢駅東広場前~金沢城公園まで
・16:00から18:00:「入城祝祭」金沢城公園
・18:00から20:00
百万石踊り流し:国道157号線の南町~片町間 / 香林坊~しいのき迎賓館間
・19:00から21:00
金沢城公園にて「百万石薪能」
※特別イベント
・10:00から18:00に金沢城公園にて「加賀百万石「盆正月」」
【6月5日 日曜日】
8:30から16:00:兼六園およびその周辺にて「百万石茶会」
※特別イベント
・10:30から15:30に金沢歌劇座にて「民謡華絵巻」
・10:00から16:00に金沢城公園にて「加賀百万石「盆正月」」
金沢百万石まつりの詳しい日程をご紹介させて頂きましたが、開催地・開催時間等は変更される場合がございますので、詳しくは公式ホームページにてご確認ください。
また、イベントによっては有料の場合もございますので、事前にご確認されておくことを推奨します。
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百万石踊り流しには誰でも参加できるの?
メインイベントの後に控えている「百万石踊り流し」は、市内の企業や団体、グループなどおよそ94チームが参加し、5つの飛び入りコーナーを合わせて、およそ12,000人の方々が参加するビックイベントです。沿道には、金沢百万石まつりを一目見にやってきた観光客や参加者チームを応援する観客などによって毎年15,000人を超える人出となります。
百万石踊り流しに参加している団体は、9名の審査員によって厳重な審査が行われ、賞状・賞金10万円のホーヤネ賞と賞状・賞金5万円のいいね金沢賞をはじめ、ユニークなハッスル賞やスマイル賞、チビッコ賞など全7部門用意されており、20名以上の団体ならば応募用紙にチーム名を記載して金沢百万石まつり実行委員会へ送ることで金沢市民でなくても参加することができます。
百万石踊りを踊ったことの無い方でも踊れるよう、誰でも参加することができる百万石踊り流し講習会が5月に6回ほど開講され、さらに踊り流し用のDVDも取り扱っているそうですので、金沢市民謡協会へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は石川県で毎年6月に開催される「金沢百万石まつり」についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
今年のお祭りも大勢の観光客が訪れるかと思います。幼いお子様がいらっしゃる方は迷子にならないように気をつけ、日本伝統の祭りを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。
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