今日のふた言

話題の行事や暮らしに役立つ豆知識を紹介するブログです。

お盆玉の相場は地域によって異なる?そもそもお盆玉って?

      2016/05/08

お盆玉

“お盆玉”という新習慣が最近ジワジワきていることをご存知ですか?私は恥ずかしながら全く知りませんでした…!昨今のシニア層の孫育てブームにあやかってか、こんな習慣を浸透させようと各方面が動いているようなのです!

その名からなんとなーく想像はできると思いますが、「お盆玉」とは一体どんな習慣なのでしょうか…?

今回はこの「お盆玉」という新習慣について調べてみました!

スポンサーリンク

「お盆玉」って、何ですか?

9137a91fe8d88f06460ab8dac5a54d62_s_R

「お盆玉」とは、簡単に言ってしまうと「お年玉」のお盆バージョン。お盆に帰省した子供や孫にお小遣いを渡すというもののようです。

そもそもこの習慣、誰もがお正月に行っている「お年玉」にあやかってネーミングしたようですが、この習慣自体は山形県の一部地域に本当にあった「お盆小遣い」というものから来ているとのこと。

「お盆小遣い」とは江戸時代に商家などで行われていた風習で、お盆に奉公人に対して衣類やげたなどを渡すという習慣だったようです。これが昭和初期に子供へ小遣いを贈る習慣に変わっていったようです。

そして昨今の核家族化でお盆と正月くらいしか帰省できない遠くに住んでいる子供たち、孫にお小遣いをあげたい裕福なシニア層の構図にあてはまったことに目をつけた紙製品メーカーのマルアイが「お盆玉」として2011年に商標登録し、ぽち袋を発売したところ徐々に浸透してきているとのこと…!2014年には郵便局でもお盆玉袋を売り出すなど、他の企業も目をつけているようなんです。

お盆玉はこのまま新習慣となってしまうのでしょうか!?

一方で“お盆玉”なんて名前がついてしまうと、お年玉のように「お盆には子供にお小遣いをあげなければならい!」となりそうで、懐の寒い若年層からは「浸透しないでくれーーっ!!」なんていう切実な声もあるようですね~。

スポンサーリンク

お盆玉の相場は?

ぽち袋

とはいえ、まだまだ認知度の低いお盆玉。あげるとしたら一体いくらくらいあげればよいのでしょうか?

まだ世に出てきて間もないお盆玉なので相場と言えるほどの情報はありませんが、お盆にあげるお小遣いの相場で良さそうです。

お盆のお小遣いは、小学生以下なら500~1000円、小学生1000~3000円、中学生3000~5000円、高校生以上5000~10000円と、お年玉より少し少ないかな…というくらいが一般的のようです。

お盆玉と言う言葉がなかった私の子供時代でも、お盆に出かけた親戚の家でティッシュにくるんだ1000円札を「また来てね」とポケットにこっそり入れてくれる親戚のおばさんがいたなぁ、と思い出します。それを見た母との「あら、おばさんそんなダメですよ~!」「いいのいいの気持ちだからもらってよ~!」といったお決まりのやり取りも思い出されますね。

お小遣いをもらって嬉しい気持ちはいつの時代も変わりません。あくまでも無理のない金額で、そして金額よりも「また来てほしい、お小遣いをあげたい」という気持ちが大切なのかもしれませんね。

まとめ

お盆玉という新習慣についてご紹介しましたが、いかがでしたか?「今年のお盆にやってみよう!」という人も「浸透してほしくない習慣だな~」なんて人もいるのではないでしょうか?

お盆玉はさておきおこづかいをあげるつもりなら、それ用のかわいいぽち袋があることは嬉しいことですね。これを機に文具コーナーをのぞいてみてもいいかもしれません!

スポンサーリンク