今日のふた言

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こたつを片付ける時期とおすすめの収納方法

   

こたつ猫

日本の冬に欠かせない暖房器具といえば、こたつですよね!

こたつは室町時代の頃に誕生した暖房器具で、「おき」と呼ばれる状態の炭に紙で仕立てた「紙子」を被せ、その上に櫓を置いて布団をかけて暖を取ったのが起源だと言われています。

当時は「火闥」と呼ばれ、囲炉裏を使用して作られていたのですが、1624年の寛永年間になると陶器に炭を入れ、移動式の暖房器具「火燵」と呼ばれ、庶民の間でブームとなりました。

そんな長い歴史を持つこたつは、今では海外の方々からも注目を集める暖房器具となっており、掘り炬燵やテーブル型のこたつなど様々なこたつが販売されています。

しかし、そんなこたつもポカポカと温かい春がやってくると片付けなくてはなりませんよね。

ですが、こたつの片付けっていつから始めたら良いのか、収納方法はどうしたらよいのか悩む方も多いと思います。

そこで、今回は冬の間お世話になったこたつの片付け時期と来年の冬まで大切に収納する方法をご紹介したいと思います!

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こたつを片付ける時期はいつ頃がオススメ?

こたつ

こたつを出し始める時期は気温が下がり出す10月から11月頃が一般的ですが、片付ける時期はいつ頃になるのでしょうか。

こたつを片付ける時期は出し始める時期の反対で気温が上がり始める頃がベストだと言われています。

ただし、季節の変わり目は天気が不安定になりやすいため、こたつ布団がカビ臭くなったり、ダニが繁殖しないように対策を練っておく必要があります。

ですので、天候が不安定になる3月の下旬よりも比較的天候が安定している4月の中頃から5月の連休明けにかけてこたつを片付けると良いでしょう。

こたつ布団の洗い方と収納方法

猫

こたつを片付ける際に1番面倒だなと感じるのが「こたつ布団」ではないでしょうか。

こたつは収納方法によっては、カビ臭くなったり、ダニが繁殖してアレルギーを引き起こす原因となりますので、しっかり対策をとって収納する必要があります。

こたつ布団でダニが繁殖してしまうのはどうしても避けることは出来ませんが、彼らの繁殖を少しでも食い止める方法はあります!

ダニは気温25度から35度、湿度65%から85%の環境を好むため、この時期までにこたつ布団を片付けることが出来れば、収納中のダニの繁殖を抑制することが可能です。

日本でこの気温と湿度を持つ時期と言えば、6月頃に訪れる梅雨です。

ですので、こたつ布団を収納する場合は遅くてもゴールデンウィーク明けまでには行うようにしましょう。

こたつ布団ですが、来年も気持ち良く使用したいという場合は、きちんと洗ってから片付けるようにしましょう。

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洗濯方法

こたつ布団の洗濯方法ですが、最もオススメなのがクリーニング業者に頼む、もしくは、コインランドリーの洗濯機と乾燥機を活用する方法です。

ダニは80度から120度の高温に弱い性質を持っているため、クリーニングやコインランドリーの乾燥機はダニ退治にもってこいなのです!

もちろん自宅の洗濯機でこたつ布団を丸洗いし、ダニを撃退する方法もあります。

自宅でこたつ布団を洗う場合、洗濯機に入るサイズまで折り畳み、布団用洗濯ネットに入れたら、洗濯機に入れます。そして、ぬるま湯と液体洗剤、柔軟剤を入れて2時間ほど漬け置きし、布団洗いコースもしくは通常の洗濯コースでしっかり洗います。

こたつ布団が大き過ぎて洗濯機に入らないという場合は、浴槽にお湯を張って足踏み洗いをすると良いでしょう。このとき、洗剤が残らないようにすすぎを行う回数を4回ほど行うようにしましょう。

ダニ退治

こたつ布団を洗い終えたら、今度はダニ退治を行います。

自宅で洗濯した場合、こたつ布団にはダニの死骸や卵、フンなどがたっぷり残っています。ダニは高温には弱いのですが、水に漬けても溺死せずに生き残る性質を持っているため、自宅でこたつ布団を洗った後は、晴れ渡った空の下に干しましょう。

ダニは高温に弱いので、湿度が少なく、太陽が昇ってくる午前10時から午後2時まで天日干しするのが最もオススメです。

もし、花粉や黄砂などが心配で外干しが出来ない場合は、こたつ布団が濡れていないことを確認し、黒いごみ袋に入れて太陽光に当てて熱を吸収させ、袋の内部の温度を上昇させてダニ退治を行う方法もございますので、覚えておくと良いでしょう。

ちなみに、よく布団を叩いて埃を取りぞ退く方もいらっしゃいますが、布団を叩くことによってダニの死骸やフンが中に押し込まれてしまう可能性がありますので、叩かずに両面を掃除機にかけてしまうようにしましょう。

収納方法

こたつ布団を洗い終えたら、あとは来年の冬まで収納しておくだけなのですが、この収納方法にも注意が必要です。

こたつ布団は収納方法によってはかび臭くなってしまう場合があります。

このカビ臭さの原因は、こたつ布団自体の湿気・保管場所の湿気・こたつ布団の汚れなどが挙げられます。

こたつ布団をしっかり洗い、乾燥させたら、通気性の良い不織布の収納袋へキレイに折りたたんで入れ、押し入れに収納するのですが、月に数回はこたつ布団が収納されている押入れの戸を開けて換気してやるとこたつ布団がカビ臭くなりませんので、覚えておきましょう。

また、クリーニングにこたつ布団を出した場合、きちんとビニール袋から取り出して通気性の良い不織布の収納袋へ入れ替えましょう。

ビニール袋に包まれたまま押し入れに入れてしまうと、布団の湿気によってカビが生える可能性があります。

まとめ

冬の間お世話になったこたつを次回も気持ち良く使用するためには、手間暇を惜しまず、しっかり洗い、乾燥し、収納することが重要です。

まだまだこれから肌寒い季節が続くかと思います。労いの意味を込めてこたつのシーズンが終了したら、キレイに洗って今年の秋まできちんと収納しておきましょう。

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