風呂場のカビ防止対策に効果的な方法と掃除のやり方とは?
2016/02/08
これから梅雨のシーズンになりますが、皆さんはお風呂場のカビ防止対策は既にお済でしょうか?
お風呂場はキッチンよりもカビが繁殖しやすい環境だと言われており、主婦の方々は毎日お風呂場の掃除をしていると言います。
ですが、どれだけ掃除をしてもタイルの隙間や天井などに現れる黒いカビを見て、掃除をするのが嫌になってしまう方もおられます。
そこで、今回は梅雨のシーズンにカビが増殖しない効果的なカビ防止対策方法&効果的な掃除のやり方についてご説明したいと思います!
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お風呂場のカビ防止対策に効果的な方法とは?
お風呂掃除は4人に1人が毎日行っていると言われており、お風呂場掃除を行う女性と結婚した男性は家庭が円満で安定した生活を送ることができるなんて噂もあるほどです。
しかし、お風呂場の掃除は浴槽だけなら数分もかからずに完了することができるのですが、天井や壁、ドアなど全てピカピカに掃除するとなると、1時間以上かかってしまい、共働きの家庭では、なかなかお風呂場の掃除ができません。
そんな多忙な主婦のために、今回は誰でも簡単にできるお風呂場のカビ防止対策に効果的な方法をご紹介します!
まず、なぜお風呂場にカビが発生するのかを知ることがとても重要です!
お風呂場は家の中で最もカビが繁殖しやすい環境が整っている場所だと言われています。
カビは、気温0度から50度で生存することができ、20度から30度になると活発に活動を始めます。また、湿度60%以上、カビの栄養となる汚れや菌類が豊富にある場所を好みます。
お風呂場はこの3つを全て満たしており、カビたちのオアシスとなっています。
では、カビの発生を食い止める簡単な方法をご紹介します。
①換気をしっかり行うこと!
お風呂場は湿度が高い場所ですので、カビの繁殖場所としてはとっても快適な環境となります。カビの繁殖を少しでも遅らせるには、しっかり喚起をして湿度を下げることが重要です。ほぼ全てのお風呂場には小さな窓が備え付けられていると思いますので、入浴後は必ず窓を開けておきましょう。
もしも窓が無い場合は、1日中換気扇を回しておき、浴槽のお湯を洗濯に使用する場合は蓋をして蒸気が充満しないように予防しましょう。換気扇のパワーが弱いと感じる方は、雑巾などで壁や床の水滴を拭き取り、洗濯機に放り込んで翌朝洗いましょう。
②熱湯をかける!
カビの胞子が既に床や壁に付着してしまった可能性のある場合は、シャワーの温度をMAXまで上げ、壁や床にかけます。これを週に1度行うことで、カビの繁殖を予防することが可能です。行う場合は、火傷に充分注意してください。
また、冷水をかけるとカビが繁殖を始めますので、必ず熱湯をかけましょう。
③一撃必殺!消毒用エタノールを使う!
消毒用エタノールには、カビ予防に絶大な効果を発揮します。月に1度の頻度で消毒用のエタノールを含んだ雑巾でお風呂場内を隅から隅まで雑巾がけを行い、消毒をします。
ただし、エタノールは引火性が非常に高いので、火のある場所では絶対に使用しないでください。また、独特な臭いを有しておりますので、換気扇を回したり、お風呂場のドアを開けた状態で行うようにしましょう。
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しつこいカビ汚れを落とす方法とは!?
どれだけ対策を取っても次から次へと現れるカビたちをキレイサッパリ落とすには、どのように掃除を行えば良いのでしょうか?
まず、カビのエサとなる汚れをしっかり取り除いてやりましょう!
カビはピンク色のネバネタ&ヌルヌルしたものが大好物です。このピンク色の汚れの正体は「ロドトルラ」という酵母菌です。
ロドトルラは、空気中を浮遊しており、お風呂場だけではなく、トイレやキッチンなど水回りに出現し、繁殖を行う厄介なやつです!
ロドトルラは、カビに比べると繁殖力が高く、増殖スピードも凄まじいと言われています。
また、このロドトルラはカビのエサとなる酵母菌ですので、このピンクの汚れが現れたらカビがこの場所に繁殖しますよというサインになります。ですので、このピンクの汚れがある場所を徹底的に掃除することが出来れば事前に予防をすることができるのですが、このピンクの汚れは一筋縄ではいかない厄介なやつでもあります。
実はロドトルラは、こすればキレイサッパリ消えちゃうのですが、実は目に見えないロドトルラが付着しているので、3日後には同じ場所に現れてしまいます。
ですので、ロドトルラを死滅したい場合は消毒用エタノールをペーパータオル等に噴射して10分間放置します。その後、ブラシでこすり取ればほぼ完全に死滅させることが可能です。
また、しつこいカビ汚れには、1リットルの水にミョウバン50gを加えてしっかり混ぜ合わせ、2日ほど冷蔵庫内で眠らせます。水が透明になったのを確認したら、スプレーボトルに移し、しつこいカビ汚れに噴射しましょう!3時間ほどそのままにし、後は水でさっぱり流せば、カビが居なくなっているかと思います。
ミョウバンが効かない場合は、重曹の出番です!
重曹は優れた研磨効果を持つため、そのまま使用してしまうとお風呂場が傷付いてしまい、その傷にカビが繁殖してしまう可能性があります。
ですので、37度前後のお湯を1.5リットル用意し、重曹大さじ4杯入れて混ぜ合わせたものをスプレー容器へ移し、ミョウバンにも耐えることができる強力なカビへ向かって噴射します。そして、2時間から3時間ほど放置したら、使い古しの歯ブラシを使ってゴシゴシこすると、カビがきれいさっぱりいなくなっています。
まとめ
今回はお風呂場のカビ防止対策に効果的な方法と掃除のやり方についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
ゴムパッキンのカビを取り除く場合は、ゴムパッキン専用のカビキラーを塗り、キッチンペーパーを被せます。その上からさらにカビキラーを塗り、サランラップで空気と触れないように密閉し、半日放置します。
これでもカビが落ちない場合は、ゴムパッキンを取り外して新しいものに交換しましょう。
これから梅雨のシーズンになりますので、新たなカビが住みつく前にしっかり予防と対策を取っておきましょう!
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