日焼け後のケア方法と正しい対策とは?
2016/12/03
太陽から降り注ぐ光の中に、皮膚トラブルの原因となる紫外線が含まれています。
この紫外線、日本では日照時間が長くなる5月から8月頃にかけて大幅に増加するため、ゴールデンウィーク前からしっかり対策を取っておく必要があります。特にゴールデンウィークは各地で潮干狩りシーズンを迎えるため、紫外線対策として帽子や日傘、サングラス、日焼け止めなどは欠かせません!
ですが、どれだけ対策をとっても日焼けはしてしまうものです。
そこで、今回は日焼けをしてしまった後の正しいケア方法や治し方についてご説明したいと思います。
日焼け後の正しいケア方法とは?
皮膚がん発症率の高い国で有名なオーストラリアでは、国をあげて幼い頃から「Slip(長袖を着用する)」「Slop(日焼け止めを塗る)」「Slap(帽子をかぶる)」「Wrap(サングラスをかける)」と教えられます。
日本はオーストラリアに比べて紫外線対策に関する意識がやや低いため、日焼け止めを塗っても長袖を着用しなかったり、UV加工は施されてるが、つば幅が狭い帽子を被ったり、衣服や帽子の色彩が紫外線を吸収しやすいものだったりとチグハグな部分があります。
ですが、チグハグな紫外線対策を正しい紫外線対策に改善したとしても、完全に紫外線を防ぐことはできないため、日焼けをしてしまったという方もいらっしゃるかと思います。その際、正しいケア方法を知っておくだけで、たとえ日焼けをしてしまったとしても大事に至らずに済みます。
では、日焼け後の正しいケアとは、どのように行えば良いのでしょうか?
①日焼け後4時間以内に身体全身を冷やすこと!
日焼けの正式名称は「日光皮膚炎」と言い、やけどの1種です。
そのため、日焼けをしたら必ず冷たいシャワーや水風呂に浸かり、身体全体を冷やしましょう。その際、身体を長時間冷やしたり、冷た過ぎる水を身体に当てると腹痛などの原因になりますので、程よい冷たさのシャワーや水風呂に入りましょう。
また、身体をゴシゴシ洗ったりするのは避けてください。
全身を冷やしたら、日焼けした患部全てに濡れタオルを巻き、強い痛みを感じる部分には保冷剤を包んだ濡れタオルや氷水を入れたビニール袋を当てて冷やします。
「わざわざ身体全体を冷やさなくてもいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、痛みがある場所がたとえ一部分であったとしても、他に露出していた場所があるのならば、その部分も痛みを感じていないだけで日焼けをしている状態となりますので、必ず身体全体を冷やすようにしましょう。
冷やしたのに強い痛みや水ぶくれができてしまった場合は、とても危険な状態ですので、速やかに皮膚科を受診するようにしてください。
近くに皮膚科が無い場合は、病院へ行くまで患部を冷やし続けましょう。
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②皮膚を保湿する!
全身を冷やし、痛みが治まってきたら、皮膚に軟膏を塗って保護します。日焼け後の皮膚は水分不足に陥っており、さらに乾燥することで痛みが再発する恐れがあるため、しっかり保湿する必要があるのです。
軽度の日焼けであれば、化粧水をたっぷり染み込ませることで保湿することが可能ですが、ヒリヒリとした痛みがある場合は化粧水によって悪化してしまうので、薬局へ行き、薬剤師の方に相談し、日焼けに効果的な軟膏を購入しましょう。
もしも、1人で購入しなければならない場合は、ステロイド成分が含まれていないオロナインや間宮アロエ軟膏などを購入しましょう。
③外側と内側からWケア!
皮膚の保湿が完了したら、今度は身体の中から水分を補給します。
日焼け後は、こまめに水分補給を行い、皮膚の新陳代謝を促進させて日焼けによるお肌のダメージ回復を促します。また、水分補給だけではなく、皮膚のターンオーバーを早めるためにお肌に良い栄養素を含む食べ物を摂取することも忘れてはいけません。
日焼けには、皮膚が真っ赤になってヒリヒリとした激しい痛みを伴い、酷い場合は水ぶくれができてしまう「Sunburn(サンバーン)」と皮膚が赤くなった後、2日から7日ほどすると褐色になる「Suntan(サンタン)」に2タイプあります。
特にサンバーンの日焼けになる方は、皮膚だけではなく、頭痛や発熱などといった症状が現れるため、症状がひどい場合は早急に病院の治療を受ける必要があります。
その際、高血圧や胃潰瘍など持病をお持ちの方は事前に医師に伝え、治療方法を相談しましょう。
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