緑のカーテンの効果と作り方!種類や時期のおすすめとは?
2016/01/19
夏場になると暑い日が続き、ついついエアコンに頼ってしまいがちです。ですが、やはりできるだけ電気代を節約し、エアコンに依存しない生活を送りたいところですよね?
そこで、準備しておきたいのが緑のカーテンです!
この緑のカーテンが活躍するのは、冒頭でも書いたように夏場ですが、早めから準備しておかないと肝心な時期に間に合わなくなってしまいます。
なので今回の記事では、この効果や作り方について書いていきます。
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緑のカーテンの効果と作り方
緑のカーテンの効果
まずは効果を解説していきます。
第一に挙げられるのは「蒸散作用」です。
植物は根から水分を吸い上げて成長していきますが、実はその水分を葉から放出しているのです。この効果によって、植物の周りは温度が一定に保たれています。そのため、すだれや断熱ガラスとは違って、緑のカーテン自体が熱を持つことはありません。
第二に「体感温度」です。
人間が温度を感じるのは、周囲の物体の温度に左右されます。第一の「蒸散作用」で書いた通り、緑のカーテン自体は発熱しないため、周囲の温度も低くなるのです。この作用によって、体感温度を下げる働きがあります。
このような効果によって、体感温度を下げることができるのでエアコン代金を節約でき、家計にも優しいというわけです。
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緑のカーテンの作り方
それでは、どのカーテンをどのように作れば良いのでしょうか?
まず準備したいものはツタが伸びる植物と、ツタを這わせるためのネット・支柱です。それを植えるプランターや土も必要ですし、害虫・害獣対策の道具も必要に応じて必要になってきます。
一般的に緑のカーテンに使用されるゴーヤを例に出すと、
①種まき(5月頃)
まずはゴーヤの種の突起部分を切り一晩吸水させます。これにより、種が発芽しやすくなります。そしてポットを用意し深さ1~2cmの場所に種を植え土をかけます。
②発芽~植栽(6月~7月)
発芽すると葉を付け出すので、成長に応じて間引きを行い、プランターに植え代えます。その後はツルが巻き付きやすいように支柱を準備して、ネットに誘導しましょう。
③摘心(7月)
ツルの先を2~3cmほどカットすることによって、ツルが伸びやすく葉が茂りやすくなるのでオススメです。
※概要のみを紹介していますので、詳しくは「関西電力」のホームページを参考にしてください。
緑のカーテン向け植物の種類と植える時期
上記ではゴーヤを例に挙げましたが、その他に適した植物はあるのでしょうか?
この答えは、ツルが伸びていくものならカーテンを作ることができます。一般的にはアサガオやヘチマ、キュウリなどが知られていますね。
アサガオは花がつくので観賞用になりますし、ヘチマは葉が大きいので数を揃えなくても良く、キュウリは食べることができるので実用的です。
これに加えて、難易度は高いですがブドウでも作ることは可能です。
そして時期ですが、だいたい5月前後に種まきを行います。これ以前に土作りを行った方が良いので、実質「緑のカーテン作り」は4月頃から行うのがベストでしょう!
ブドウは苗木から育てますが、緑のカーカーテンを形成するには3年勝負になります。万全で臨むべきでしょう。
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