今日のふた言

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下痢や腹痛が長期間に渡って続く原因と自分で出来る解決策とは!?

      2016/05/27

下痢

「暴飲暴食をしていないのに下痢が続いている」「お腹が痛いのに何も出てこない」など下痢や腹痛に関する悩みは尽きません。

下痢や腹痛といえば、生活習慣や食生活、ストレスなどが一般的だったのですが、最近はこれらの原因以外による下痢や腹痛を患っている方々がいらっしゃいます。

そこで、今回は長引く下痢や腹痛の原因と自分で出来る解決策についてご紹介したいと思います。

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長引く下痢や腹痛の原因とは!?

腹痛

長期に渡って下痢や腹痛が続いている方は、昔から胃腸が弱いから仕方がないと思っていませんか。長期間に渡る下痢や腹痛の原因は、もしかしたら病気の可能性があります。

あなたの下痢や腹痛に以下の症状は確認されておりますか?

□便秘と下痢を繰り返している。

□いつでも腹部に不快感がある。

□通勤電車などで頻繁にお腹が痛くなる。

□会議やテストなどが始まるとお腹が痛くなる。

□渋滞に巻き込まれるとお腹が痛くなる。

□知らない場所へ行くとお腹が痛くなる。

□病院へ行って検査を受けても異常なしと言われる。

これらの症状が現れている方は、病気の可能性があります。

一般的な下痢や腹痛は、体内にウイルスや細菌類が侵入し、体外へ排出しようと腸がいつもよりも激しく動くことで腹痛が起こり、下痢を生じます。

腹痛は、食べ物を摂取して症状が悪化するのを防ぐ役割があり、ほとんどの場合、体内からウイルスや細菌類が排出されると治ります。

しかし、長引く下痢や腹痛の場合、過敏性腸症候群の可能性があります。

過敏性腸症候群とは、腸の機能が正常に働かず、身体に異常をきたす病気です。

現在、過敏性腸症候群を患っている日本人は10人に1人と言われており、消化器科を受診させる方々のおよそ半数以上がこの病と診断されています。

過敏性腸症候群は、血液検査や腸の検査では非常に分かりにくい病気のため、様々な病院に足を運ばなくてはならないこともしばしばあります。

過敏性腸症候群の主な症状は、腹痛・下痢・便秘・お腹がゴロゴロとなる・おならが出る・腹部の膨張感などが挙げられ、一般的な下痢や腹痛と同じ症状が現れるため、判断が難しくなっています。

ですが、過敏性腸症候群の症状が現れるタイミングは、トイレに行きたくても行けない状況下におかれた場合によく現れるため、病院に行かれる際は、いつ・どのタイミングで腹痛や下痢が起こるのかをはっきり伝えるとお医者様も正しい診断を下してくれるかと思います。

過敏性腸症候群は、男性と女性とでは症状が異なることが多く、女性の場合は便秘型、男性の場合は下痢型が多いと言われています。

下痢や腹痛が長期間に渡って続いていると、身体にも良くありませんし、酷くなると、頭痛や抑うつ、不安感などといった症状も現れるため、迅速な対処が必要となります。

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過敏性腸症候群と診断された場合の自分で出来る解決策や対処法

腹痛

病院にて「過敏性腸症候群」と診断された場合、医師の指示に従って症状を改善して行くのが最善なのですが、自分でもできる解決策や対処法も学んでおくことをオススメします。

過敏性腸症候群は、器質的障害ではありませんので、保存的治療となっています。

保存的治療とは、生活習慣や食生活などによって徐々に症状を改善してゆくもので、患者さん本人の自覚がポイントとなります。

では、過敏性腸症候群の解決策や対処法をご紹介します。

①食物繊維や乳酸菌の摂取

過敏性腸症候群の方々が食物繊維や乳酸菌を積極的に摂取することで症状が改善されてゆくことが明らかにされています。毎日の食事に食物繊維と乳酸菌を取り入れて行くようにしましょう。

②食生活の改善

コッテリとした食事や飲酒、香辛料などは胃や腸に負担をかけますので、出来る限り栄養バランスの整ったヘルシーな食事を摂取するように心掛けましょう。

③生活習慣の改善

遅くまで仕事やゲームで睡眠不足になっていたり、昼夜逆転の生活を送っているなど乱れた生活リズムを送っている方は、ゆっくりで良いので生活リズムを正して行く努力をしましょう。

④ストレスを溜めない

日本は世界でも有数のストレス大国ですので、ストレスを無くすということはなかなか難しいですよね。ですが、アロマテラピーやハーブティー、スポーツなどストレスを発散することができるものを1つ見つけ、溜まったストレスを少しずつ発散してゆきましょう。

まとめ

今回は下痢や腹痛が長引いている原因や解決策などについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。過敏性腸症候群は時間をかけてゆっくりと症状を緩和してゆかなければならないため、途中でくじけそうになる方も大勢いらっしゃいます。

ですので、家族や恋人、親しい友人など周囲の方々が積極的にサポートし、症状の緩和を図ってゆくようにしましょう。

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