除湿機のオススメと選び方のポイントは?1年で最も安い時期はいつ頃?
2016/03/01
ゴールデンウィークが終わってしばらくすると、北上と南下を繰り返す停滞前線「梅雨前線」が南の方からやってきます。
そのため、日本では5月から7月にかけて梅雨入りとなり、主夫や主婦の方々を悩ませています。特に「洗濯物の乾きにくさ」「湿気によるカビの繁殖」「食べ物が嫌みやすくなる」は梅雨の時期の悩みトップ3と言われており、湿気対策をどうしようかと考えている方も大勢いらっしゃいます。
そこで、今回は雨の日でも洗濯物をスッキリと乾かすことができ、湿気によるカビの繁殖を防ぐことができる画期的な家電製品「除湿機」についてご説明したいと思います!
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除湿機の種類とは?
梅雨の時期に大活躍する除湿機ですが、最近の除湿機は湿気を吸収するだけではなく、洗濯物も乾燥できちゃう優れものとなっており、独身女性の防犯対策やPM2.5や花粉の衣類付着を防ぐために購入される方も増えており、購入者のニーズに合わせた除湿機の開発が積極的に行われているそうです。
今最も人気の高い除湿機は室内で洗濯物を乾かすことができる「衣類乾燥」ですが、他にも押し入れなどの狭いスペースで活躍する「スポット乾燥」や綺麗な空気で洗濯物を乾かしたいという方のための「除湿機能付き空気清浄機」などが販売されています。
とっても便利に見える除湿機ですが、実は現在販売されている除湿機は、大きく分けてコンプレッサー式とゼオライト式の2タイプにカテゴリー分けされており、それぞれ除湿する仕組みが異なるため、お住いの環境によっては十分に能力を発揮することができない可能性があります。
では、この2つの簡単な紹介をしてゆきたいと思います。
●コンプレッサー式
コンプレッサー式は、エアコンの除湿機能と同じ方式となっており、室内の空気を冷やして湿気を水分へと変換し、除去しています。
コンプレッサー式は、気温の高くなる夏の時期になると優れた除湿能力を発揮し、消費電力も小さくなるのですが、寒くなる冬の季節は除湿能力が低下してしまうため、やや使い勝手の難しいマシンです。また、コンプレッサーを完備しているので、動作音が大きいのが気になります。
●ゼオライト式
ゼオライト式は、別名「デシカント式」とも呼ばれており、乾燥剤のデオライトを用いて湿気を除去しています。
吸着した水分は、ヒーターを通じて集められ、寒さの厳しい冬場でもスムーズに除湿が行えるのが魅力的です。しかし、室温を上昇させてしまうため、暑さの厳しい夏場には不向きとなります。さらに、消費電力もコンプレッサー式に比べて2倍から3倍ほど大きくなるので、気を付けましょう。
●ハイブリット式
ハイブリット式とは、コンプレッサー式とゼオライト式を融合させて、夏に使用する際はコンプレッサー式、冬に使用する際はゼオライト式と季節に合わせて動作を変化させてくれる画期的な除湿機です。
1年通して使用することができるため、わざわざ2台購入しなくても済むところが良い点なのですが、2つの要素を持ち合わせているため、本体が大きいうえ、価格が高いのが難点となっています。
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オススメの除湿機の選び方とは?
左から「コンプレッサー式」、「デシカント(ゼオライト)式」、「ハイブリッド式」のモデル。(引用も同出典から)【コンプレッサー式のメリット・デメリット】
・優れた除湿力
・電気代がかからない
・室温上昇が低い
・気温の高くなる梅雨の時期から夏にかけての除湿に向いている
・本体サイズがやや大きく、重い
・振動音が大きい
・室温が下がると除湿力が低下する
【ゼオライト式のメリット・デメリット】
・軽量でコンパクト
・室温による除湿能力の変化が無い
・動作音が静か
・電気代がかかる
・室温上昇が大きいため、夏場の使用は不向き
除湿機を購入する際は、電気料金の安さ・使用時期・付加機能・除湿能力などで選ぶのがオススメです。
ご自身の目的に合った除湿機を見つけて購入するようにしましょう。
除湿機が最も安く購入できる時期はいつ頃?
除湿機を梅雨の時期までに購入したいけど、価格が高くて購入を諦めている方も多いかと思います。
除湿機を安く購入したい方は、毎年3月から4月頃に除湿機の新製品が発表されるため、新製品が発表される1ヶ月前が最も安くなります。
購入をご検討の方は、除湿機を販売している各メーカーの公式ホームページを確認してみてはいかがでしょうか。
今回は除湿機の選び方やオススメの購入時期についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
これからジメジメとした憂鬱な梅雨の時期がやってきます。是非、今年はカビや湿気対策に除湿機を購入し、快適な梅雨を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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