自転車で通勤する場合の雨対策方法と注意点
2016/01/02
まだ時期は先ですが、新年度からは「自転車で通勤しよう!」と心に決めている方も多いかもしれません。
しかし、自動車と違って自転車で通勤する場合の最大のデメリットは何でしょうか?
もちろん、「体がしんどい」などの消極的理由は置いておくとすれば、雨に濡れることではないでしょうか。学生時代に自転車で通学した覚えのある人にとっては苦痛の一つに挙げられるでしょう。
・・・ということで今回の記事では、雨の日に自転車で通勤する際の注意点をまとめてみます。
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雨の日のおすすめ対策方法とは?
まずは“雨に濡れないための方法”を考えてみます。
大きく分けて傘かレインコート(カッパ)がありますよね。
まず傘ですが、片手が傘を持つので必然的に片手運転になってしまいます。これは非常に危険です。通常の運転でも片手は危ないのに、雨が降って視界が悪く、地面も滑りやすいとなればなおさらです。
自転車に取り付ければ、両手で運転できるようになる「傘スタンド」もありますが、傘が上部に突起することになるため、雨が強いにはおすすめできません。この利用は小雨程度の時に使用するに留めておきましょう!
次は雨具の王道であるレインコートです。これなら全身を雨から守ることができるので心強いですね。デメリットは、着脱に時間がかかる点と、フードを被ると視界が悪くなることでしょう。
着脱の問題は、レインコートの形状を簡易なものに変えることで幾分かマシになります。しかし、これだと肝心の雨濡れがひどくなってしまうのでバランス(限度)が重要ですね。
フードと視界の状況については厳しいものがありますね。髪が濡れるとイヤだという方は多いはずですから。これらを考えると、雨が強い日は素直に自動車か公共交通機関で通勤した方が良さそうです。
・・・ということで結論は、小雨~通常の雨の場合はレインコート(カッパ)で通勤し、雨が強そう・強くなりそうな時は自転車通勤を諦めるのが良いと思います。
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雨の日に自転車を運転する場合の注意点
まず雨の日に自転車を運転する際の危険なポイントをザッと挙げてみます。
・視界が悪くなる
・地面が滑りやすい
・歩行者の視界が悪い
これらの3点が主に挙げられると思います。
まずは視界です。これは雨が降っている日というのは、だいたい薄暗いことが多いので、夜間に運転している感覚を持たないと大変危険です。また、メガネをかけている人はレンズが曇るので、さらに危険度は増してしまいます。
これを解消するためには、早めにライトを点灯しておくことでしょう。
自動的に点灯するタイプでないのなら早期の点灯が安全です。車や歩行者にも自転車の存在を気づかせやすい点も見逃せません。
次は地面が滑りやすいことです。晴れた日と比べてみると地面がかなり滑りやすくなっています。特に急ブレーキをかけた際は、通常よりも止まるまでに時間がかかるので注意が必要となります。
特にマンホールや側溝のフタの上は、さらに滑りやすいです。
金属部分でのブレーキは要注意ですね!カーブする際も転ぶ可能性があるので気をつけましょう。
最後に歩行者の視界です。これは主に歩行者が傘をさしていることに起因します。やはり、傘をさすことによって視野が狭くなります。ついつい、自転車の方へと突っ込んでくる人もいるので、十分に気を配る必要があります。
急にブレーキをかけようとしても、先述の通り地面が滑っているので止まりきれずに激突、なんてことにならないようにしたいところです。
雨の日に自転車を運転する際には、このように危険要因が多いので、できるだけ別の通勤手段をおすすめします。
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