「バウムクーヘンの日」制定の由来とユーハイムの限定品
2016/01/05
3月4日は何の日かご存じでしょうか?
「ミシンの日」や「円の日」といった日でもあるのですが、実は「バウムクーヘンの日」でもあるのです!
でも、なぜこの日・・・?
という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、この日が「バウムクーヘンの日」となった由来を探っていきます。
タイトルにもあるように、楽しい限定商品情報も記載しておくので、バウムクーヘン好きな方は、ぜひ最後まで読んでください。
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バウムクーヘンの日制定の由来
まず、この3月4日を「バウムクーヘンの日」に制定したのは、昭和25年設立の大手洋菓子メーカー・ユーハイムです。
現在は神戸元町に本店を構え、日本全国に店舗を展開、高島屋や大丸などの大手百貨店にも店舗を構えるメーカーなので、一度は名前を聞いたことがあると思います。
このメーカーの創始者はカール・ユーハイムというドイツ人で、もともとは中国(当時は清)の青島にて「ジータス&プランベック菓子店」を譲り受けて独立したのが創業のきっかけとなっています。
その後に勃発した第一次世界大戦で、カール・ユーハイムは捕虜となり広島県の似島にあった捕虜収容所で生活を送ることとなりました。これが1915年のことです。
この捕虜収容所生活中の1919年3月4日に広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)でドイツ捕虜の作品展示即売会が行われることになりました。この即売会にカール・ユーハイムが出品したのがバウムクーヘンというわけです。
これが、現在のユーハイムの原点というわけですね。そして、この歴史にちなんで制定されたのが「バウムクーヘンの日」となります。
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ユーハイムの限定品を紹介
ユーハイムでは、この日に限定イベントや限定メニューを展開しています。例えば2015年は、本店限定で「マイスターとバウムクーヘンを焼くイベント」が行われました。
そして限定メニューは毎年趣向を凝らしたものが並ぶのが恒例となっています。バウムクーヘンを入れる箱には、復刻デザインを再現したパッケージが採用されるというこだわりぶりです。
今年はどんなメニューやグッズが登場するのか、今から楽しみですね!また、本店だけではなく東京や他の店舗でも様々なイベントを行っているようです。
詳しい情報は、ユーハイムの公式サイトから見てみてください。
バウムクーヘン製造の大手メーカーと言えば、このユーハイム以外にもたくさんありますが、他社のホームページを見た感じでは「バウムクーヘンの日」という文言を見つけることができませんでした。
まあ、ライバルメーカーの創業に関わる日なので、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが・・・。少し残念ですね。
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