【男女別】簡単にできる浴衣の帯の結び方を大公開!オススメはこちら!
日本では、夏になると涼やかな浴衣を身にまとい、夏祭りに納涼祭、花火大会に屋形船、ビアガーデンなど日本各地で催されるイベントに参加される方々も大勢いらっしゃいます。
ですが、浴衣は洋服とは異なり、着付けやお手入れが大変なイメージが強く、髪型やメイクなども和装に合わせたアレンジをしなければならないため、1度着たら、暫くは着たくないと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特に浴衣の帯は、着付けの中で1位2位を争う難しさを誇っており、慣れていないと時間がかかってしまいます。
そこで、今回は今年の夏は浴衣で街に繰り出そうとお考えの方にオススメしたい簡単に浴衣の帯を結ぶ方法をご紹介したいと思います。
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浴衣に合わせる帯の種類
浴衣に合わせる主な帯は、名古屋帯・半幅帯・浴衣帯・兵児帯の4種になります。
浴衣帯とは、幅16cm前後・長さおよそ3.6mのハッキリした色彩と手触りを持つ浴衣専用の帯です。帯の生地が1枚ですので、とても結びやすいのが特徴です。
半幅帯とは、浴衣帯とほとんど変わらないサイズの帯ですが、袋状になっていたり、芯が入っていたり、生地の種類が豊富なので、様々なデザインが存在します。現在浴衣に合わせる帯で最も人気の高いのが、この半幅帯となっています。
浴衣だけではなく、普段着用する着物にも合わせることができるのが魅力的です。
兵児帯とは、多彩な色彩とふわりとした柔らかな素材の帯ですので、若い女性から人気の高い帯となっています。結び方もシンプルで華やかさを演出できるため、半幅帯と組み合わせてアレンジ用に用いられることもあります。
名古屋帯は、絞りや長板注染、絹紅梅といった上質な浴衣にピッタリな帯です。主に年配者の方々に人気があり、通常浴衣で入ることができないホテルやレストラン、百貨店に美術館などに入りたいという場合にオススメです。
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浴衣の帯の結び方【男性編】
男性は女性とは異なり、浴衣の帯の種類が「角帯」と「兵児帯 (へこおび)」の2種類となっております。角帯は兵児帯に比べて格式高く、硬めの生地で作られておりますので、大人の男性向けとなっています。
角帯の結び方は大きく分けて「貝の口」と「浪人流し」の2つとなります。
貝の口の方が、手順が多いので若干難しく感じられますが、小粋に仕上がるので浴衣デートを楽しむならばこちらの方がオススメです。
一方、浪人流しは、別名「片ばさみ」と言い、クルッと巻いた帯に挟んで差し込むだけなので、浴衣の着付け初心者の方にオススメです。
また、浪人流しは結び目が平らになっているので、自動車を運転する際は邪魔にならないのが魅力的となっています。
では、貝の口・浪人流しそれぞれの結び方を分かりやすく解説しているサイトをご紹介します。
○貝の口:
http://www.yukatamusubi.com/contents_08_03.html
○浪人流し:
www.kyozome.info/kitsuke_obi_otoko_r.php
浴衣の帯の結び方【女性編】
女性の場合、定番の文庫結びや蝶結び、アレンジを効かせた片花文庫や花文庫、小粋な一文字結びに上品な貝の口結びなど様々な結び方があります。
また、フワッとした空気感が女性らしさを演出してくれる兵児帯を使ったアレンジテクニックを駆使する浴衣上級者の方々もいらっしゃいます。
ですが、今回は最もポピュラーで浴衣初心者の方でも安心して帯を結ぶことができる半幅帯を使った定番の「文庫結び」と「蝶結び」をご紹介します。
○半幅帯の文庫結び:
http://www.yukatamusubi.com/contents_03_04.html
○蝶結び:
http://www.yukatamusubi.com/contents_03_01.html
文庫結びや蝶結びが慣れてきたら、のし結び・しだれ桜結び・アネモネ結び・フリージア結び・アイリス結び・撫子結び・スイートピー結び・ひまわり結びなど個性溢れる帯結びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は浴衣の帯の結び方についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
浴衣の帯は1度コツを掴んでしまえば、誰でも簡単に結ぶことができますので、夏を迎える前にコツコツと練習を重ねておくことをオススメします。
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