お彼岸にお供えする花の種類とギフト用の選び方
2016/01/02
今年(平成28年)は3月20日が春分の日となります。この日と縁が深い伝統行事といえば「お彼岸」ですね。
このお彼岸は仏教に由来した行事で、世界に仏教国はたくさんあります(タイやカンボジアなど)が、このお彼岸やお墓参りを行うのは日本だけです。
お彼岸には様々なお供え物をしますが、特におすすめしたいのは花です。日本にしかない行事なので、四季のある日本らしく季節の変わり目に花をお供えするのが最適でしょう。
このお墓参りですが、どんな花をお供えするのか悩んだことはありませんか?親戚や親しい人へ贈り物として花を持っていく際に、どんな花を選ぶか迷っていませんか?
今回の記事では、お供え用・贈り物用の花の種類や選び方を紹介していきますので、どうぞ参考にしてください。
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お供え用の花の選び方
お彼岸を迎える前に、まずしておかなければないらないことがあります。
それは“お墓の掃除”です。お彼岸ということで、家族だけでなく親戚の方などもお参りする可能性があります。もちろん、亡くなった方を偲ぶ意味でも清潔にしておく必要があります。
掃除を終えたあとは、花立ての水をきれいなものに交換し、花を供えておきましょう。墓前や仏前にお供えする花と言えば菊が一般的ですが、ユリや胡蝶蘭を供えても良いと思います。白や淡い色の花を選ぶと良いでしょう!同様に家にある仏壇も掃除して、花を供えておきましょう。
※地域の風土や慣習によって規則などがあると思いますので、その場合は必ず従いましょう。
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贈り物(ギフト用)の種類と選び方
続いて、贈る用の花の選び方です。人に贈る場合は、花束とフラワーアレンジメントの2種類がおすすめです。
墓前や仏前にお供えする場合で、専用の花立てがある場合は花束が好まれる傾向にあります。この理由は、花束をもらった相手が思うようにお供えする(もしくは飾る)ことができるからです。墓前の花立てにお供えする場合は、対の花束を用意しましょう。
逆に、専用の花立てがなく、どこに供えるか分からない場合には、フラワーアレンジメントがおすすめです。その理由は、もらったままの形でお供えする(もしくは飾る)ことができるからです。
このように、相手の環境や用途に合わせて形状を選ぶのが大切です。
また、花を贈るタイミングですが、彼岸入りの午前中が良いとされています。今年(平成28年)の場合だと、彼岸入りは3月17日ですね。一方で、これが初めてのお彼岸(法要)の場合は、彼岸入りの前日に贈るのがおすすめです。今年の場合だと3月16日です。当日は受け取る方も、なにかと忙しいですからね。
そして、贈る場合の花の種類ですが、白や淡い色の花を贈るのが一般的とされています。この配色を考えると、見た目も考慮した場合のおすすめは、
・白百合
・胡蝶蘭
・トルコキキョウ
・カーネーション
・ピンポンマム
・ホワイトスター
このあたりでしょうか。
まとめ
お彼岸には花を供えて(贈って)、亡くなられた方を偲ぶ心が大切ですね。
贈る場合には、だいたい3000円~5000円が一般的なようなので、合せて参考にしてみてください。また、直接渡せない場合はメッセージを添えておくのも丁寧で良いと思います。
また、上でも書いていますが、地域的な習慣には従うようにしましょう。花を贈ったのに逆効果になったのでは悲しすぎます。
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