ゴキブリの生態と揃えておきたい駆除アイテムとは!?
2016/03/15
ゴキブリとは、ゴキブリ目ゴキブリ科の昆虫の俗称です。ゴキブリという名に抵抗を感じる方も多いかと思いますが、始めはゴキブリという名ではなく、「御器噛り(ごきかぶり)」と呼ばれており、御器噛りの「御器(ごき)」とは、ごはんを盛るお茶椀のことを指しており、お茶椀に付いたごはんだけではなく、お茶椀までかじって食べてしまうことからこの名が付いたそうです。
ですが、生物に関する書物を作成中に誤って「御器噛り」のフリガナを「ゴキブリ」と載せてしまったため、ゴキブリと呼ばれるようになりました。
さて、そんなゴキブリですが、みなさんゴキブリの生態や一生をご存知ですか?今回は嫌われ者のゴキブリについてのご紹介や苦手な方でも行えるゴキブリのくしょ方法やオススメの対処法についてご説明したいと思います。
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これを知れば好きになる!?ゴキブリの生態や一生とは?
ゴキブリは、古生代と呼ばれる時代から生存していると言われており、オウムガイやラブカ、シーラカンスにカブトエビなどと同じ生きた化石です。古生代といえば、まだ地球には恐竜もおらず、動物たちはみな水中で生活していた時代です。
そんな古くから存在するゴキブリの生態をご存知の方はいますか?
ゴキブリの一生はとても短く、その寿命は4ヶ月から7ヶ月ほどで、生きている間に3回から20回産卵を行います。そして、20日から50日ほどで孵化し、6回から8回ほど脱皮を繰り返し、2ヶ月から6ヶ月ほどで成虫になります。
日本に住んでいるゴキブリは、チャバネゴキブリ・クロゴキブリ・ワモンゴキブリの3種が有名で、それぞれ生息地が異なります。
・チャバネゴキブリ
体長10mmから13mmの黄褐色をしており、日本全土に生息しています。
・クロゴキブリ
体長25mmから35mmの黒褐色をしており、関東以西に生息しています。
・ワモンゴキブリ
体長30mmから40mmの茶褐色をしており、南日本を中心に生息しています。
ゴキブリは、とにかく暗くて暖かい場所が大好きで、湿気や水気の多い場所に住みつきます。特に狭い隙間は落ち着くそうです。昼間は大人しくしており、夜になると活動的になります。雑食性ですので、どんなものも口にするので、大切なものをかじられたという被害も多々聞かれます。
今まで北海道なのどの寒い地域には存在しないと言われていましたが、温暖化の影響なのか北海道の一部地域ではゴキブリを見かける機会が増えたと言われています。
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ゴキブリの危険性
ゴキブリは不衛生な環境に住んでいるため、体内に病原菌を持っています。
チャバネゴキブリは、消化管に食中毒腸炎を引き起こすサルモネラ菌、体表に化膿症を引き起こすスタフィロコッカスを持っています。一方、ワモンゴキブリは消化管にはチャバネゴキブリと同じサルモネラ菌、フンや消毒管には小児麻痺の原因となる小児麻痺ウイルスが潜んでいます。
また、都心部に住みついているゴキブリは抵抗性ゴキブリと呼ばれており、薬剤が効きにくい個体も続々誕生しています。
揃えておきたい駆除アイテム
ゴキブリの生態や一生をご説明させて頂きましたが、少しは彼らに愛着を持っていただけたでしょうか。
「いやいや!無理だから!」という苦手という方のために、ゴキブリが苦手な方にオススメの駆除方法と対処法をご紹介します。
前回紹介させていただいて「ゴキブリ退治におすすめの対策方法と苦手まとめ」を参考にしていたけると良いのですが、ゴキブリ対策に役立つのは、
●環境(20度から32度以外)
●天敵(ネコやムカデ、アシダカグモ)
●匂い(柑橘系の臭い)
●物質系(高濃度のアルコール)
でしたね。ですが、これら全てを実現させることはとても難しいので、ゴキブリを退治するための必殺アイテムを幾つか用意しておく必要があります。
即効性&確実性を兼ね揃えた「スリッパ」、彼らを呼吸困難に陥れる「液体せっけん」、死体処理に欠かせない「殺虫剤」の3点は持っておくと良いでしょう。
まとめ
今回はゴキブリの駆除方法や対処法についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
自宅に住みついたゴキブリを完璧に駆除するためには、信頼できる専門の駆除業者にお願いする以外方法はありません。
しかし、ゴキブリが住みにくい環境を作ることで出現率を抑えることができますので、これから彼らのシーズンがやってきます。是非、これらのアイテムを駆使して出現した際にスパーンと格好良く退治してください。
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